ことわざ / 諺
同舟相救う
同じ困難な状況にある人々が互いに助け合うこと。
同じ舟に乗っている者が互いに救い合う。
要点
同じ困難な状況にある人々が互いに助け合うこと。
- 直訳イメージ
- 同じ舟に乗っている者が互いに救い合う。
- 英語での比較
- People in the same boat should help each other.
- 使い方
- 集団的な危機、共通の苦闘、あるいは緊急事態において、協力と相互扶助の重要性を強調する場合に用いられる。
意味
同じ苦境に立たされたり、同じ困難に直面したりしたとき、人々は協力し、支え合うべきであるということ。たとえ敵対する者同士や見知らぬ者同士であっても、共通の危機や危険を乗り越えるためには団結して取り組むべきであることを説いている。
直訳イメージ
同じ舟に乗っている者が互いに救い合う。
英語の近い表現
People in the same boat should help each other.
使い方
集団的な危機、共通の苦闘、あるいは緊急事態において、協力と相互扶助の重要性を強調する場合に用いられる。
ニュアンス
改まった硬い表現であり、組織の立て直し、災害救助、あるいは共通の生存に関わる文脈で使用される。
例文
台風で孤立した集落の人々が、同舟相救うの精神で食料を分け合い、救助を待った。
会社が倒産の危機に瀕したとき、社員たちは同舟相救うと言わんばかりに一致団結して立て直しに取り組んだ。
難民キャンプでは、言葉も文化も違う人々が同舟相救うで助け合い、生き延びた。
学習メモ
重要語彙
日常会話ではあまり使われない、硬い漢字の組み合わせや文語的な動詞の構造が用いられている。
同舟
どうしゅう / doshu
同じ舟に乗ること、共通の境遇
相
あい / ai
互いに
救う
すくう / sukuu
助ける、救助する
使い方の特徴
誤解しやすい点
単に舟に関する具体的な記述としてのみ捉えるのではなく、共有された困難な環境や危機全般に対する比喩として用いる。
検索できる表記
関連することわざ
由来
中国の兵法書『孫子』の九地篇に由来する。原文には「呉人と越人は相悪むも、その風に当たりて済るや相救うこと、左右の手の如し」(呉の人と越の人は互いに憎み合っているが、同じ舟に乗って渡るときに強風に遭えば、左右の手のように助け合うものである)とある。危機に際しては、敵対する者同士であっても協力すべきであることを説いた故事である。
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出典メモ
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