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ことわざ / 諺

呉越同舟

読みごえつどうしゅうローマ字go etsu doshu

仲の悪い者同士が同じ場所にいたり、協力したりすること。

同じ舟に乗り合わせた、仲の悪い呉の人と越の人

要点

仲の悪い者同士が同じ場所にいたり、協力したりすること。

直訳イメージ
同じ舟に乗り合わせた、仲の悪い呉の人と越の人
使い方
仲の悪い者同士がやむを得ず協力し合う場面や、対立する者同士が同じ境遇にある場合に使われます。

意味

仲の悪い者同士や敵対する者同士が、同じ場所に居合わせたり、共通の困難や利害のために協力したりすること。故事に基づき、切迫した状況での一時的な協力を指します。

直訳イメージ

同じ舟に乗り合わせた、仲の悪い呉の人と越の人

使い方

仲の悪い者同士がやむを得ず協力し合う場面や、対立する者同士が同じ境遇にある場合に使われます。

ニュアンス

中立的。不本意ながらも協力せざるを得ない状況や、利害が一致して組む際の緊張感を含んだニュアンスです。

例文

01

普段は対立するライバル企業が、業界の危機に呉越同舟で共闘した。

02

嫌いな同僚と同じプロジェクトに配属されたが、呉越同舟で乗り切るしかない。

03

災害時には、意見の異なる住民同士も呉越同舟で協力し合った。

学習メモ

重要語彙

推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定

格式の高い漢字が使われており、四字熟語としての構造を持っているため、学習者にとって意味の推測が難しい場合があります。

ご / go

呉(古代中国の国名)

えつ / etsu

越(古代中国の国名)

同舟

どうしゅう / doshu

同じ舟に乗ること

使い方の特徴

中立注意このことわざは四字熟語です。?四字熟語は、四つの漢字で一つの決まった意味を表す日本語表現です。

使い方メモ: 真の友情や和解を意味するものではなく、生存や利益のために一時的に協力することを指します。

誤解しやすい点

仲の良い友人同士が協力する場合には使いません。元々敵対関係にある、あるいは仲が悪いという背景が必要です。

検索できる表記

呉越同舟ごえつどうしゅうgoetsudoshugo etsu doshugo-etsu-doshu

このことわざの漢字

関連することわざ

項目あり同床異夢doushou imu同じ立場にいながら、考えや目的が異なっていること。
類似敵同士が同じ場所にいる
類似利害が一致して共同する

由来

孫子の「九地篇」にある記述に由来します。互いに仇敵同士であった呉の人と越の人が、同じ舟に乗って川を渡っている時に嵐に遭った際、まるで左右の手のように助け合ったというエピソードから、仲の悪い者同士が協力することを指すようになりました。

📝出典

『孫子』九地篇より:「夫呉人与越人相悪也、当其同舟而済而遇風、其相救也、如左右手」(それ、呉人と越人と相悪む。その舟を同じくして済り、風に遭うに当たりて、その相救うや、左右の手のごとし)。

👤関連人物:孫武

孫武(孫子)は、中国春秋時代の兵法家です(紀元前6世紀頃)。呉の王・闔閭に仕え、軍事戦略と規律に関する不朽の名著『孫子』を著したとされています。

Index

テーマ・場面・タグ

01

テーマ

対立と調和戦略と行動人間関係
02

使う場面

和解を促す行動を促す
03

タグ

🎯戦略と戦術👥社会的力学❤️人間関係

出典メモ

この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。

公開日
2019-09-28
更新日
2026-05-08
出典 1: tomomi965.com漢字語彙: Kanji.Jepang.orgデータソースについて修正を連絡する

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