ことわざ / 諺
あちら立てればこちらが立たぬ
一方の都合をよくすれば、他方に支障が出ることのたとえ。
あちら側を立てれば、こちら側が立たなくなる。
要点
一方の都合をよくすれば、他方に支障が出ることのたとえ。
- 直訳イメージ
- あちら側を立てれば、こちら側が立たなくなる。
- 英語での比較
- You can’t have your cake and eat it too.
- 使い方
- 一方案を改善しようとすると他方に悪影響が出るような、板挟みの状況やジレンマに直面している時に使われます。
意味
物事の一方を立てようとすれば、もう一方が立ち行かなくなること。相反する二つの事柄や要求を、同時に満たすことの難しさを表しています。
直訳イメージ
あちら側を立てれば、こちら側が立たなくなる。
英語の近い表現
You can’t have your cake and eat it too.
使い方
一方案を改善しようとすると他方に悪影響が出るような、板挟みの状況やジレンマに直面している時に使われます。
ニュアンス
中立的で、難しい判断やトレードオフについて述べる際に使われます。
例文
予算を増やせば品質は上がるが利益は減る。あちら立てればこちらが立たぬで、なかなか難しい判断だ。
学習メモ
重要語彙
語彙自体は基本的な代名詞ですが、仮定形の「ば」や古典的な否定の「ぬ」が使われているため、文法的な難易度が上がっています。
あちら
あちら / achira
そちら、向こう側
立てれば
たてれば / tatereba
立てるならば、重視するならば
こちら
こちら / kochira
こちら、自分側
立たぬ
たたぬ / tatanu
立たない、成り立たない
使い方の特徴
使い方メモ: 単なる失敗ではなく、一方を優先することがもう一方への弊害になるというトレードオフの状況を指します。
誤解しやすい点
単なるミスと混同しないでください。これは、二つの異なる利害関係の間にあるトレードオフを指します。
検索できる表記
このことわざの漢字
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由来
この表現は、建築現場で一方の柱を立てようとすると、もう一方の柱が倒れてしまうような状況に由来すると言われています。
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