ことわざ / 諺
痘痕もえくぼ
恋をしている人や贔屓(ひいき)をしている人の目には、相手の欠点までもが魅力的に見えることのたとえ。
痘痕(あばた)さえも、えくぼのように見える
要点
恋をしている人や贔屓(ひいき)をしている人の目には、相手の欠点までもが魅力的に見えることのたとえ。
- 直訳イメージ
- 痘痕(あばた)さえも、えくぼのように見える
- 使い方
- 恋愛や親子の情愛など、贔屓目(ひいきめ)があるために相手の短所が見えなくなる状況で使われます。
意味
愛着や愛情が人の判断を狂わせ、欠点さえも美点として捉えてしまう様子を表しています。恋人の目には痘痕(あばた)でさえ可愛いえくぼに見えるように、相手を深く愛している、あるいは贔屓している場合、その人の短所を魅力的な個性として感じてしまう心理を指します。
直訳イメージ
痘痕(あばた)さえも、えくぼのように見える
使い方
恋愛や親子の情愛など、贔屓目(ひいきめ)があるために相手の短所が見えなくなる状況で使われます。
ニュアンス
中立的な観察ですが、客観性を欠いていることを指摘するために、ややユーモラスに、あるいは批判的に使われることもあります。
例文
痘痕もえくぼで、恋をしている彼女には相手の欠点さえ魅力に見えるようだ。
痘痕もえくぼとは言うが、冷静になれば欠点は欠点だ。
親にとって我が子は痘痕もえくぼで、何をしても可愛く見えるものだ。
学習メモ
重要語彙
身体的特徴を表す固有の名詞と、極端な比較を表現するための助詞「も」の慣用的な用法が使われています。
痘痕
あばた / abata
天然痘が治った後に残る顔のくぼみ
えくぼ
えくぼ / ekubo
笑うときなどに頬にできる小さなくぼみ
使い方の特徴
使い方メモ: 愛情について使われますが、警告として使うと相手の現在の感情を軽視しているように聞こえる場合があります。
誤解しやすい点
相手の容姿に対する褒め言葉ではなく、観察者の主観的な偏りについての指摘です。
検索できる表記
関連することわざ
由来
「あばた(痘痕)」とは天然痘の後に残る傷跡のことで、身体的な欠点と見なされます。しかし、このことわざは、恋人の目にはこれらの跡さえも「えくぼ」のように魅力的に見えることを示唆しています。愛する人の欠点までも美点として捉えてしまう心理的傾向を表しています。
Index
テーマ・場面・タグ
テーマ
使う場面
タグ
出典メモ
この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。