ことわざ / 諺
居候の三杯目
他人の家に厄介になっている者は、何事も遠慮して控えめに振る舞わなければならないということ。
居候が食べる三杯目の飯。
要点
他人の家に厄介になっている者は、何事も遠慮して控えめに振る舞わなければならないということ。
- 直訳イメージ
- 居候が食べる三杯目の飯。
- 英語での比較
- A guest is a burden after three days.
- 使い方
- 人の家に泊まったり、他人のリソースに頼ったりする際の気まずさや、遠慮すべき状況を説明するのに使われる。
意味
他人の家に居候している者は、三杯目のおかわりを頼むのにも非常に気兼ねするものである。このことから、人から恩恵を受けている間は、あらゆる面で窮屈な思いをし、遠慮が必要であることを例えている。
直訳イメージ
居候が食べる三杯目の飯。
英語の近い表現
A guest is a burden after three days.
使い方
人の家に泊まったり、他人のリソースに頼ったりする際の気まずさや、遠慮すべき状況を説明するのに使われる。
ニュアンス
反省的で謙虚な。社会的な義理や遠慮の感情を表す。
例文
親戚の家に居候している彼は、居候の三杯目で、食事でも入浴でも何かと遠慮がちだった。
居候の三杯目というように、人の厄介になっているうちは、自分の好き勝手にはできないものだ。
就職が決まるまで友人の家に泊めてもらっているが、居候の三杯目で、冷蔵庫のものを勝手に食べるなんてとてもできない。
学習メモ
重要語彙
「居候」という特定の言葉が使われ、文法自体は平易だが、「三杯目」という言葉が持つ社会的な重みと慣用的な意味を理解する必要があるため。
居候
いそうろう / isourou
他人の家に住んで、ただで養ってもらっている者。
三杯目
さんばいめ / sanbaime
三杯目。三回目のおかわり。
使い方の特徴
使い方メモ: 貧しさを揶揄するのではなく、自らの内面的な遠慮や気兼ねの感情を説明するために用いる。
誤解しやすい点
単に食欲が多いことを批判するために使ってはいけない。他人の世話になっているという社会心理的な引け目を指すものである。
検索できる表記
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由来
このことわざは江戸時代の川柳「居候三杯目にはそっと出し」に由来する。居候として他人の家に厄介になっている者は、最初の一杯や二杯は出されるままに食べられるが、三杯目のおかわりとなると非常に遠慮し、そっと茶碗を出す様子を描写している。他人の恩恵に頼って生きる者が抱く気兼ねや、肩身の狭い思いを象徴している。
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