ことわざ / 諺
良薬は口に苦し
自分のためになる忠告や批判は、聞くのが辛いものであるが、実際には役立つということ。
良い薬は口に苦い。
要点
自分のためになる忠告や批判は、聞くのが辛いものであるが、実際には役立つということ。
- 直訳イメージ
- 良い薬は口に苦い。
- 英語での比較
- Bitters do good to the stomach
- 使い方
- 人から受けた厳しい批判が、後になって自分のためになったと気づいた時や、相手に耳の痛い助言をする際などに使われる。
意味
よく効く薬が口に苦くて飲みにくいのと同じように、自分を思って言ってくれる忠告や諫言は、耳に痛く受け入れがたいものである。しかし、その薬が病気を治すように、そのような言葉は結局のところ自分の成長や行いのために非常に有益である。厳しい真実を受け入れることが自己研鑽につながることを説いている。
直訳イメージ
良い薬は口に苦い。
英語の近い表現
Bitters do good to the stomach
使い方
人から受けた厳しい批判が、後になって自分のためになったと気づいた時や、相手に耳の痛い助言をする際などに使われる。
ニュアンス
改まった教訓的な表現。厳しい叱責を受けた後などに、自省的に用いられることが多い。
例文
厳しい指摘だったが、的を射ていた。良薬は口に苦しというものだ。
耳の痛い助言こそ成長につながる。良薬は口に苦しだ。
上司の叱責は辛かったが、おかげでミスが減った。良薬は口に苦しである。
学習メモ
重要語彙
「薬」や「口」といった名詞が使われているが、語尾の「苦し」は文語形(ク活用)であり、馴染みがない可能性がある。
良薬
りょうやく / ryouyaku
よい薬
口
くち / kuchi
くち
苦し
にがし / nigashi
にがい(文語形)
使い方の特徴
使い方メモ: 厳しい批判を正当化する側面があるため、傷ついた相手の気持ちを無視するために使うと冷淡な印象を与えることがある。
誤解しやすい点
物理的な薬のことだけではなく、忠告や批判に対する比喩として使われる。
検索できる表記
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由来
この表現は孔子の言葉に由来するとされる。「良薬は口に苦けれど病に利あり、忠言は耳に逆らえども行に利あり(良い薬は口に苦いが病気を治すのに役立ち、忠告は耳に痛いがその人の行いのためには有益である)」という言葉に基づいている。
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