ことわざ / 諺
今の情けは後の仇
今、情けをかけることが、かえって将来その人の自立や成長を妨げ、害になること。
今の情けは後の仇
要点
今、情けをかけることが、かえって将来その人の自立や成長を妨げ、害になること。
- 直訳イメージ
- 今の情けは後の仇
- 英語での比較
- Kill them with kindness.
- 使い方
- 人を甘やかしたり過保護にしたりすることを戒める際に使われ、時には厳しく接することが相手のためになることを示唆します。
意味
現在、目の前の相手に対して抱く同情や寛大さが、将来的に否定的な結果を招くことがあります。安易に助けたり甘やかしたりすることで、相手が自立心を養う機会を奪い、依存を生んだり、最終的には恨みをかったりすることにもなりかねません。真の慈しみとは、単に目先の便宜を図ることではなく、相手の長期的な幸福を考えることにあると説いています。
直訳イメージ
今の情けは後の仇
英語の近い表現
Kill them with kindness.
The road to hell is paved with good intentions.
使い方
人を甘やかしたり過保護にしたりすることを戒める際に使われ、時には厳しく接することが相手のためになることを示唆します。
ニュアンス
戒めの色が強く、やや厳しい。
例文
今の情けは後の仇というが、子供を甘やかしすぎると、大人になって苦労することになる。
今の情けは後の仇というように、毎回助け舟を出すことが、彼の自立心を損なっているのかもしれない。
部下のミスを毎回かばっていたが、今の情けは後の仇になるかもしれないと、上司は考え直した。
学習メモ
重要語彙
「情け」や「仇」といった古風で硬い語彙が含まれ、比喩的な表現を正しく理解する必要があります。
情け
なさけ / nasake
情け、思いやり
仇
あだ / ada
仇、害、災い
後の
のちの / nochi no
後、将来
使い方の特徴
使い方メモ: 親切心で行動している人に対して使うと、批判的あるいは説教じみて聞こえる可能性があります。
誤解しやすい点
「仇」を特定の個人的な敵と混同しないでください。この文脈では、その行動によってもたらされる負の結果や害を指します。
検索できる表記
関連することわざ
由来
目先の親切(情け)が、時間が経つにつれてかえって害(仇)に変わる可能性があることを警告しています。安易に助けたり甘やかしたりすることは、相手の成長の機会を奪い、依存心を生むことにつながり、結果として相手のためにならないことを説いています。
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