ことわざ / 諺
人には飽かぬが病に飽く
人付き合いには飽きることがないが、長引く病気には嫌気がさして耐えられなくなるということ。
人には飽きないが、病気には飽きる。
要点
人付き合いには飽きることがないが、長引く病気には嫌気がさして耐えられなくなるということ。
- 直訳イメージ
- 人には飽きないが、病気には飽きる。
- 英語での比較
- A long illness is tiresome even to the patient.
- 使い方
- 長く続く病気によって引き起こされる精神的、肉体的な疲労を表現する際に用いられる。
意味
人間関係は時間が経っても興味が尽きず、むしろ深まっていくものだが、慢性的な病気や長引く患いは、やがて精神的な疲労や嫌気を引き起こす。長期にわたる身体的な苦痛に伴う情緒的な負担や心理的な重圧を言い表している。
直訳イメージ
人には飽きないが、病気には飽きる。
英語の近い表現
A long illness is tiresome even to the patient.
使い方
長く続く病気によって引き起こされる精神的、肉体的な疲労を表現する際に用いられる。
ニュアンス
思索的で重々しい口調であり、長期にわたる療養生活の困難さを強調している。
例文
人には飽かぬが病に飽くというが、三ヶ月も寝たきりが続き、さすがに病気の生活には嫌気がさしてきた。
人には飽かぬが病に飽くで、長引く風邪に彼はすっかり参っていた。
年を取ると人には飽かぬが病に飽くという言葉が身に染みる。病気が続くと気力まで失われていく。
学習メモ
重要語彙
古典的な否定の語尾「あかぬ」や逆接の助詞「が」が使われており、やや高度な文法と慣用的な言い回しの理解が必要となる。
人
ひと / hito
人々、人間
飽かぬ
あかぬ / akanu
飽きない、嫌にならない
病
やまい / yamai
病気、患い
飽く
あく / aku
飽きる、嫌になる
使い方の特徴
使い方メモ: 思索的な表現ではあるが、他人の病気について言及する際は共感を持って使用するように注意すること。
誤解しやすい点
病人を避けるべきだという意味ではない。患者自身が自分の病状に対して抱く精神的な嫌気を指している。
検索できる表記
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由来
このことわざは人間の真理を反映している。他人との関係は飽きることがなく、むしろ時間とともに深まっていくものである一方で、長引く病気には心底嫌気がさしてしまう。慢性的な疾患や長期の療養がもたらす精神的な疲労を率直に表現している。古来より、病の苦しみは肉体的なものだけでなく、心理的、精神的なものであると認識されていたことを示している。
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