ことわざ / 諺
同工異曲
見かけや手法は異なるが、中身や本質はほとんど同じであること。
同じ細工、異なる趣
要点
見かけや手法は異なるが、中身や本質はほとんど同じであること。
- 直訳イメージ
- 同じ細工、異なる趣
- 英語での比較
- Different in form but the same in content
- 使い方
- 製品や作品、考え方などが、一見違うように見えても根本的なメッセージや機能が共通している場合に使用します。
意味
もともとは中国の詩文の批評で、技巧は同じだが趣が異なることを指していましたが、現在では表面的な形は違っても本質的には似たり寄ったりであることを表します。スタイルや表現に多少の変化があっても、根本的な中身が変わっていないことを指摘する際に使われます。
直訳イメージ
同じ細工、異なる趣
英語の近い表現
Different in form but the same in content
Six of one and half a dozen of the other
使い方
製品や作品、考え方などが、一見違うように見えても根本的なメッセージや機能が共通している場合に使用します。
ニュアンス
分析的な文脈や、独創性の欠如を指摘する批判的なニュアンスで使われることがあります。
例文
あの二人の小説は同工異曲で、文体は全く違うが、伝えようとしているメッセージは同じだ。
各社の新製品を比べてみると、同工異曲で、見た目は異なるが基本的な機能はほぼ同じだった。
政党が違っても、同工異曲というか、根本的な政策はどこも似たようなものだ。
学習メモ
重要語彙
四字熟語であり、文学的または専門的な文脈で使われる硬い表現です。
同
どう / dou
同じ
工
こう / kou
技巧
異
い / i
異なる
曲
きょく / kyoku
趣; 旋律
使い方の特徴
使い方メモ: 誰かの作品に対して使うときは、独創性に欠けるというニュアンスが含まれることがあるため注意が必要です。
誤解しやすい点
音楽だけに限定されるものではありません。「曲」という言葉が使われていますが、ここでは作品やアイデアの内容や本質全般を指します。
検索できる表記
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由来
この四字熟語は中国の文芸批評に由来します。もともと「工」は手法や技術を、「曲」は作品の内容や旋律を指していました。技巧の高さは同じでありながら、出来上がった趣が異なる作品を評する言葉でしたが、時代とともに「表面的な形は違っても中身は本質的に似ている」という意味で使われるようになりました。
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