ことわざ / 諺
頭の上の蝿も追えぬ
自分のことがおろそかになっているのに、他人のことに口を出す人をあざけっていう言葉。
自分の頭の上の蝿も追えない。
要点
自分のことがおろそかになっているのに、他人のことに口を出す人をあざけっていう言葉。
- 直訳イメージ
- 自分の頭の上の蝿も追えない。
- 使い方
- 他人に助言したり批判したりする前に、まずは自分の問題を解決すべきだということを指摘する際に使われます。
意味
自分の身の回りに起きている問題や責任すら処理できない状態にあることを指します。自分のことで手いっぱいで、他人の世話を焼いたり忠告したりする資格がないことを、自分の頭に止まっている蝿すら追い払えない様子にたとえた表現です。
直訳イメージ
自分の頭の上の蝿も追えない。
使い方
他人に助言したり批判したりする前に、まずは自分の問題を解決すべきだということを指摘する際に使われます。
ニュアンス
批判的、あるいは戒めのニュアンスが含まれます。
例文
自分の借金さえ返せていないのに、人の経営にアドバイスするなんて、頭の上の蝿も追えぬ状態だということを自覚すべきだ。
学習メモ
重要語彙
「頭」や「蝿」といった語彙は基本レベルですが、「追えぬ」という表現は文語的な可能動詞の否定形で、現代の日常会話ではあまり使われません。
頭
あたま / atama
あたま
蝿
はえ / hae
はえ
追う
おう / ou
追い払う
追えぬ
おえぬ / oenu
追い払うことができない
使い方の特徴
使い方メモ: 批判的な表現であるため、相手の能力不足を指摘する際には、過度に攻撃的にならないよう注意が必要です。
誤解しやすい点
身体の清潔さや虫に関する直接的なコメントではありません。自分の個人的な、あるいは仕事上の事柄を処理できないことを指す比喩です。
検索できる表記
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由来
自分の頭に止まっている蝿を追い払うことすらできないほど、無力であったり、自分のことに無頓着であったりする様子に由来します。江戸時代から使われており、浄瑠璃やいろはかるたにも登場する由緒ある表現です。
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出典メモ
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