ことわざ / 諺
雨晴れて笠を忘る
苦難が去った後、受けた恩義や感謝を忘れてしまうこと。
雨が止んで晴れると、使っていた笠の存在を忘れる。
要点
苦難が去った後、受けた恩義や感謝を忘れてしまうこと。
- 直訳イメージ
- 雨が止んで晴れると、使っていた笠の存在を忘れる。
- 使い方
- 自分の問題が解決した途端に恩人への感謝を忘れたり、連絡を絶ったりする人を批判したり描写したりする際に使われます。
意味
困っている時には他人の助けを借りたり頼ったりするが、ひとたびその苦難が解決すると、受けた恩や感謝の気持ちをすぐに忘れてしまう人間の心理を説いたことわざです。雨が降っている間は笠を大切にするが、雨が止んで日が差すとそのありがたみを忘れてしまう様子に例えています。
直訳イメージ
雨が止んで晴れると、使っていた笠の存在を忘れる。
使い方
自分の問題が解決した途端に恩人への感謝を忘れたり、連絡を絶ったりする人を批判したり描写したりする際に使われます。
ニュアンス
人の性質や感謝の欠如に対し、批判的あるいは教訓的な響きを持ちます。
例文
困っているときは毎日来ていたのに、問題が解決した途端に来なくなった。雨晴れて笠を忘るとはこのことだ。
学習メモ
重要語彙
語彙は比較的易しいですが、「わする」という動詞が古語形式であり、比喩的な意味を理解するには社会的な文脈が必要です。
雨
あめ / ame
雨
晴れて
はれて / harete
空が晴れること、雨が止むこと
笠
かさ / kasa
竹などで作られた伝統的な雨よけの帽子
忘る
わする / wasuru
忘れる(文語体)
使い方の特徴
使い方メモ: 本人の目の前で使う際は注意が必要です。その人の誠実さに対する強い批判となるためです。
誤解しやすい点
単に物が忘れっぽいという意味では使いません。受けた恩義や親切を忘れることを指します。
検索できる表記
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由来
この言葉は、雨が降っているときは笠を喉から手が出るほど必要とするが、雨が止んで天気が良くなると、その存在やありがたみをすぐに忘れてしまうという観察から来ています。
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