ことわざ / 諺
渡る世間に鬼はない
世の中には冷酷な人ばかりではなく、困ったときには必ず助けてくれる情け深い人がいるということ。
渡り歩く世間に、鬼(無慈悲な人)はいない。
要点
世の中には冷酷な人ばかりではなく、困ったときには必ず助けてくれる情け深い人がいるということ。
- 直訳イメージ
- 渡り歩く世間に、鬼(無慈悲な人)はいない。
- 使い方
- 思いがけない親切や助けを受けたとき、特に孤独や落胆を感じていたときに使われます。また、他人を疑いすぎたり、悲観的になりすぎたりしないように諭す際にも用いられます。
意味
このことわざは人間性に対する楽観的な見方を示しており、世間は厳しいように見えても、決して無慈悲な人間ばかりではないことを説いています。苦境に立たされたとき、手を差し伸べてくれる慈愛に満ちた人が必ずどこかにいます。見知らぬ人や地域社会の善意を信じることを促す言葉です。
直訳イメージ
渡り歩く世間に、鬼(無慈悲な人)はいない。
使い方
思いがけない親切や助けを受けたとき、特に孤独や落胆を感じていたときに使われます。また、他人を疑いすぎたり、悲観的になりすぎたりしないように諭す際にも用いられます。
ニュアンス
楽観的で、安心感を与える響き。
例文
見知らぬ土地で親切にされ、渡る世間に鬼はないと実感した。
絶望していたが、協力者が現れて渡る世間に鬼はないと思えた。
渡る世間に鬼はないというから、あまり人を疑いすぎるのもよくない。
学習メモ
重要語彙
「渡る」「世間」「鬼」といった標準的な語彙が使われていますが、比喩的な意味を理解するには中級程度の読解力が必要です。
渡る
わたる / wataru
通り過ぎる;世を渡る
世間
せけん / seken
世の中;社会
鬼
おに / oni
恐ろしいもの;怪物
使い方の特徴
使い方メモ: 楽観的な言葉ですが、現実の危険を無視したり、リスクのある状況での警戒を怠ったりするために使うべきではありません。
誤解しやすい点
「鬼」を空想上の怪物として直接的に捉えるのではなく、この文脈では「無慈悲で残酷な人」を象徴しています。
検索できる表記
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由来
この表現は人間性への楽観的な信頼に基づいており、世の中を渡っていく中で、恐ろしい鬼のような人ばかりに出会うわけではないということを示唆しています。
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