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ことわざ / 諺

嘘も方便

読みうそもほうべんローマ字uso mo hoben

物事を円滑に進めたり、人を助けたりするために、時には嘘をつくことも手段として認められるということ。

嘘も方便

要点

物事を円滑に進めたり、人を助けたりするために、時には嘘をつくことも手段として認められるということ。

直訳イメージ
嘘も方便
使い方
相手を思っての嘘や、平和を保つための嘘を正当化する際に用いられます。悪意のある嘘ではなく、あくまで手段としての嘘を指します。

意味

嘘をつくことは本来悪いことですが、時と場合によっては、良い結果をもたらすためや、相手を傷つけないために嘘が必要なこともあります。善意に基づいた「優しい嘘」を肯定する際に使われる言葉です。

直訳イメージ

嘘も方便

使い方

相手を思っての嘘や、平和を保つための嘘を正当化する際に用いられます。悪意のある嘘ではなく、あくまで手段としての嘘を指します。

ニュアンス

中立。特定の状況でついた嘘が、結果として役に立ったことを説明したり擁護したりする際に使われます。

例文

01

病気の母を心配させまいと、元気だよと伝えた。嘘も方便だ。

02

子どもをなだめるために少し大げさに褒めた。嘘も方便である。

03

相手を傷つけないための優しい嘘は、嘘も方便と言えるだろう。

学習メモ

重要語彙

推定レベルN3確度: 高
JLPT公式リストではない推定

「嘘」という簡単な言葉を使っていますが、「方便」という仏教用語が慣用句としての難易度を高めています。

うそ / uso

方便

ほうべん / hoben

方便

使い方の特徴

中立教訓的安心させる

使い方メモ: このことわざは嘘を正当化するものですが、あくまで相手のためになる場合に限られ、自分の利益のための嘘には使われません。

誤解しやすい点

他人を傷つけるような悪質な嘘を正当化するために使ってはいけません。あくまで他者を助けるための「手段」として使われます。

検索できる表記

嘘も方便うそもほうべんuso mo hobenusomohobenuso-mo-hoben

このことわざの漢字

関連することわざ

反対嘘吐きは泥棒の始まり
類似時には嘘が必要なこともある
類似目的のための手段
📝由来

この表現は、法華経の「譬喩品(ひゆほん)」にある「三車火宅(さんしゃかたく)」の物語に由来します。物語では、遊びに夢中で火事の家から出ようとしない子供たちを救うため、父親が「外に羊・鹿・牛が引く立派な車がある」と嘘をついて外へ誘い出しました。この嘘は子供たちの命を救うための「方便」であったとされています。

📝法華経について

法華経(妙法蓮華経)は、大乗仏教の代表的な経典です。竺法護(265-316年)や鳩摩羅什(406年)らによる複数の漢訳が存在し、特に鳩摩羅什訳が中心的な訳となっています。比喩や文学的象徴を用いて久遠の仏を説いており、中国の天台宗の基礎となり、日本では最澄や日蓮らによって広められました。

Index

テーマ・場面・タグ

01

テーマ

真実と見かけ戦略と行動人間関係
02

使う場面

人生の助言をする結果を説明する和解を促す
03

タグ

⚔️人生と一般的な知恵🎯戦略と戦術❤️人間関係

出典メモ

この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。

公開日
2019-09-24
更新日
2026-05-08
出典 1: tomomi965.comデータソースについて修正を連絡する

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