ことわざ / 諺
捕らぬたぬきの皮算用
手に入っていないものをあてにして計画を立てること。
捕らえていないタヌキの皮を売った時の儲けを計算すること。
要点
手に入っていないものをあてにして計画を立てること。
- 直訳イメージ
- 捕らえていないタヌキの皮を売った時の儲けを計算すること。
- 英語での比較
- Don’t count your chickens before they hatch.
- 使い方
- 将来の成功を勝手に想定していることを指摘したり、まだ確定していない報酬を頼りにしないよう助言したりする際に使います。
意味
手に入るかどうかわからない利益や結果をあてにして、先走った計画を立てることの愚かさを戒めることわざです。まだ捕まえてもいないタヌキを、いくらで売れるか捕らぬうちに計算する猟師の様子に例えています。不確実な未来に対して、過度に楽観的になることへの警告として使われます。
直訳イメージ
捕らえていないタヌキの皮を売った時の儲けを計算すること。
英語の近い表現
Don’t count your chickens before they hatch.
使い方
将来の成功を勝手に想定していることを指摘したり、まだ確定していない報酬を頼りにしないよう助言したりする際に使います。
ニュアンス
忠告や戒めのニュアンスが含まれており、楽天家すぎたり、計画が早急すぎたりする相手への批判として使われることもあります。
例文
取らぬ狸の皮算用で、まだ受注もしていないのに利益の使い道を考えている。
取らぬ狸の皮算用にならないよう、確実な見込みが立ってから動こう。
宝くじの当選金の使い道を考えるのは、取らぬ狸の皮算用だ。
学習メモ
重要語彙
「たぬき」や「皮」といった単語自体は易しいですが、「捕らぬ」は古典的な否定形であり、「皮算用」は独特の熟語です。
捕らぬ
とらぬ / toranu
まだ捕まえていないこと。
狸
たぬき / tanuki
イヌ科の動物。日本の民話などにも登場する。
皮算用
かわざんよう / kawazanyo
物事が実現しないうちから、その利益を計算すること。
使い方の特徴
使い方メモ: 期待に胸を膨らませている相手に対して使うと、かなり批判的、あるいは冷ややかな印象を与えることがあります。
誤解しやすい点
単なる間違いを指す言葉ではありません。まだ手に入っていない利益を前提として、先走った計画を立てる状況にのみ使われます。
検索できる表記
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由来
江戸時代から使われている言葉です。猟師がタヌキを捕まえる前から、その皮がいくらで売れるかを皮算用するという滑稽で愚かな振る舞いに由来します。まだ確定していない結果をあてにして計画を立てることの愚かさを指摘しています。
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