ことわざ / 諺
色は思案の外
男女の情愛は理屈では割り切れないものであるということ。
恋愛感情は、理性の及ばないところにある。
要点
男女の情愛は理屈では割り切れないものであるということ。
- 直訳イメージ
- 恋愛感情は、理性の及ばないところにある。
- 使い方
- 誰かが恋のために、普段とは違う行動をとったり、無鉄砲な振る舞いをしたりする様子を見て言う。
意味
人は恋に溺れると、普段の冷静な判断力を失い、思いがけない行動をとってしまうものである。理屈や分別の及ばない恋の力の強さを説いている。
直訳イメージ
恋愛感情は、理性の及ばないところにある。
使い方
誰かが恋のために、普段とは違う行動をとったり、無鉄砲な振る舞いをしたりする様子を見て言う。
ニュアンス
人間の性を観察する際や、感情の強さに対する軽い戒めとして用いられる。
例文
あの真面目な彼が会社を辞めてまで彼女について行くとは、色は思案の外だね。
冷静沈着な彼女があんな浪費家に夢中になるなんて、まさに色は思案の外だ。
年甲斐もなく若い女性に貢いでしまうのも、色は思案の外というやつだろう。
学習メモ
重要語彙
語彙自体は難しくないが、「思案」や「〜の外」といった慣用的な構造の理解が必要であり、解釈にやや注意を要する。
色
いろ / iro
色。ここでは男女の情愛、色恋。
思案
しあん / shian
あれこれと考えをめぐらすこと。考え。
外
ほか / hoka
それ以外のところ。範囲の外。
使い方の特徴
使い方メモ: ここでの「色」が「色彩」ではなく「色恋」を指している点に注意が必要である。
誤解しやすい点
この文脈での「色」は、実際の色のことではなく、色恋や男女の情愛を指す。
検索できる表記
関連することわざ
由来
このことわざは江戸時代に遡る。「色」は男女の情愛を意味し、「思案の外」は分別の及ばない範囲であることを示す。恋愛感情は論理的な思考さえも狂わせてしまうという考えを表しており、井原西鶴の「浮世草子」などにも同様の趣旨が見られる。
Index
テーマ・場面・タグ
テーマ
使う場面
タグ
出典メモ
この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。