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ことわざ / 諺

衣鉢を伝う

読みいはつをつたうローマ字ihatsu o tsutau

師匠から弟子へ、芸事や学問の奥義や伝統を受け継ぐこと。

衣鉢を伝う

要点

師匠から弟子へ、芸事や学問の奥義や伝統を受け継ぐこと。

直訳イメージ
衣鉢を伝う
使い方
専門的な技能、芸術的な伝統、あるいは学術的な研究が、ある世代から次の世代へと継承される様子を説明する際に用いられます。

意味

師匠が培ってきた深い技術、知恵、あるいは精神的な極意を後継者に伝えることを表す表現です。特定の流派や専門知識の正式な継承を意味します。単なる技術的な指導を超えて、その道や職業の核心となる精神や真理を受け継ぐというニュアンスを含みます。

直訳イメージ

衣鉢を伝う

使い方

専門的な技能、芸術的な伝統、あるいは学術的な研究が、ある世代から次の世代へと継承される様子を説明する際に用いられます。

ニュアンス

改まった、敬意を込めた表現であり、伝統芸能、工芸、あるいは学術的な系譜などの文脈で使用されます。

例文

01

名匠の技を弟子が受け継ぎ、衣鉢を伝うかたちで伝統が守られている。

02

師匠から衣鉢を伝うことができたのは、長年の修行の賜物だ。

03

引退する教授の研究を若手が引き継ぎ、衣鉢を伝うことになった。

学習メモ

重要語彙

推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定

「衣鉢」という専門的な仏教用語が含まれ、概念も慣用的なため、難易度が高い表現です。

衣鉢

いはつ / ihatsu

衣と鉢(師匠の教えの象徴)

伝う

つたう / tsutau

受け継ぐ、伝える

使い方の特徴

文語的教訓的

使い方メモ: これは改まった表現であり、日常的なささいな技能に対しては重すぎる印象を与える場合があります。

誤解しやすい点

単なる基本的なスキルの伝達には使用しないでください。これは生涯をかけた仕事や長年続く伝統の深い継承を意味します。

検索できる表記

衣鉢を伝ういはつをつたうihatsu o tsutauihatsuotsutauihatsu-o-tsutau

このことわざの漢字

関連することわざ

類似師匠の技術や精神を受け継ぐ
類似伝統を守り伝える
📝由来

この表現は『伝灯録』(景徳伝灯録)に由来します。禅宗の開祖である達磨が、仏教の教え(法)を伝えた証として、弟子に自分の衣(法衣)と鉄の鉢(鉄鉢)を授けたという故事に基づいています。

📝典拠について

『伝灯録』(景徳伝灯録)は、1004年に宋の僧、道原によって編纂された仏教書です。全30巻からなり、過去七仏から始まる禅宗の系譜を明らかにし、歴代の祖師の伝記を記すとともに、重要な説法や詩を収めています。

Index

テーマ・場面・タグ

01

テーマ

学びと知恵成功と失敗力と立場
02

使う場面

努力をほめる人生の助言をする
03

タグ

🎌日本文化🧠哲学👥社会的力学

出典メモ

この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。

公開日
2019-09-24
更新日
2026-05-08
出典 1: tomomi965.comデータソースについて修正を連絡する

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