ことわざ / 諺
家貧しくして良妻を思う
家が貧しくなって初めて、献身的に支えてくれる妻のありがたさがわかるということ。
家貧しくして良妻を思う
要点
家が貧しくなって初めて、献身的に支えてくれる妻のありがたさがわかるということ。
- 直訳イメージ
- 家貧しくして良妻を思う
- 使い方
- 事業の失敗や個人的な挫折など、苦しい時期にパートナーの強さや献身によって家庭が守られたことを認める際に用いられる。
意味
暮らしが苦しくなったり、家庭に危機が訪れたりしたときに、妻の本当の価値や尽力が明らかになることを表すことわざです。生活が豊かなときには当たり前だと思っていた支えが、逆境に立たされたときにこそ、家庭を支える不可欠な柱であることを痛感させられます。困難な状況が、本当に大切なものの価値を教えてくれるという考えを反映しています。
直訳イメージ
家貧しくして良妻を思う
使い方
事業の失敗や個人的な挫折など、苦しい時期にパートナーの強さや献身によって家庭が守られたことを認める際に用いられる。
ニュアンス
省察的で感謝の念がこもっており、配偶者に対する気づきや感謝の気持ちを伝える。
例文
事業に失敗し、どん底に落ちたとき、家貧しくして良妻を思うというように、妻の献身的な支えがどれほど大切なものかを痛感した。
家貧しくして良妻を思うという言葉があるように、苦しい時期を共に乗り越えた夫婦は、より強い絆で結ばれる。
会社が傾きかけたとき、妻の助言が会社を救った。まさに家貧しくして良妻を思うで、ピンチが妻の真価を教えてくれた。
学習メモ
重要語彙
古典的な接続助詞「して」の使用や「良妻」といった文章語的な語彙が含まれており、文構造や漢字の組み合わせが学習者にとってやや複雑。
家
いえ / ie
家、家庭、世帯
貧しく
まずしく / mazushiku
貧しい、生活が苦しい
良妻
りょうさい / ryosai
賢明で善良な妻
思う
おもう / omou
思う、ありがたさを実感する
使い方の特徴
使い方メモ: 「妻」に特化した表現であるため、特定の夫婦関係について述べる場合を除き、古風またはジェンダーに偏った印象を与えないよう注意して使用すること。
誤解しやすい点
生活が豊かなときに妻が役に立たないと批判するために使うのではなく、苦境に立たされて初めてその価値に気づくという文脈で用いる。
検索できる表記
関連することわざ
由来
このことわざは、中国の歴史書『史記』の「魏世家」に由来します。原文は「家貧則思良妻、国乱則思良将」(家貧しければ良妻を思い、国乱るれば良将を思う)という一節です。家庭における妻、国家における将軍のように、有能な補佐役の真の価値は、平時ではなく危機や不安定な状況に直面したときにこそ明らかになるということを説いています。
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