ことわざ / 諺
家貧しくて孝子顕る
家族が貧困や苦境にある時こそ、子の本当の孝行心や人格が明らかになる。
家が貧しくなった時に、本当の孝行息子が現れる。
要点
家族が貧困や苦境にある時こそ、子の本当の孝行心や人格が明らかになる。
- 直訳イメージ
- 家が貧しくなった時に、本当の孝行息子が現れる。
- 英語での比較
- Adversity reveals the true character of children.
- 使い方
- 家族が金銭的、あるいは個人的な危機に直面した際に、献身的に親を支え続ける子の行動を称賛したり、観察したりする際に用いられる。
意味
家が裕福で安泰な時は、誰もが孝行息子や娘のように振る舞えるが、家運が傾き苦しい状況に陥った時にこそ、真の親孝行がはっきりと現れる。逆境は人の本質を試す試金石であり、困難な時に誰が本当に親を思いやり、支えるのかを教えてくれる言葉である。
直訳イメージ
家が貧しくなった時に、本当の孝行息子が現れる。
英語の近い表現
Adversity reveals the true character of children.
使い方
家族が金銭的、あるいは個人的な危機に直面した際に、献身的に親を支え続ける子の行動を称賛したり、観察したりする際に用いられる。
ニュアンス
教訓的で感銘を与える響きがあり、文学的または改まった文脈で使われる。
例文
父が病に倒れ家計が苦しくなったとき、長男は仕事を掛け持ちして家族を支えた。まさに家貧しくて孝子顕るだ。
家貧しくて孝子顕るの言葉があるように、苦境に立たされたときにこそ、子の真心が試される。
豊かなうちは三兄弟誰も帰省しなかったが、両親が年老いて家が傾くと、末っ子だけが帰って面倒を見た。家貧しくて孝子顕るとはこのことだ。
学習メモ
重要語彙
古語的な動詞の形である「顕る」や、日常会話ではあまり使われない文章語の「孝子」が含まれているため。
家
いえ / ie
家、家庭
貧しい
まずしい / mazushii
財産が少なく、生活が苦しい
孝子
こうし / koushi
親孝行な子供
顕る
あらわる / arawaru
現れる、はっきり見えるようになる
使い方の特徴
使い方メモ: 改まった席や文章で使われる文学的な表現です。非常に親しい間柄での日常会話で使うと、少し堅苦しい印象を与えることがあります。
誤解しやすい点
経済的な困窮だけでなく、家族の絆の真価が問われるようなあらゆる深刻な苦境について用いることができます。
検索できる表記
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由来
中国の古典に由来する言葉で、原文では「世乱れて忠臣を知り、家貧しくして孝子を知る」とあります。世の中が乱れた時に初めて誰が国への忠誠心を持っているかが分かるように、家庭が苦しい時にこそ子の真の孝行心が明らかになるという教えです。平穏な時には誰もが善人に見えますが、真の真心は逆境においてのみ証明されるという真理を説いています。
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