ことわざ / 諺
風声鶴唳
わずかな物音や出来事にも、びくびくして怖がること。
風の音と鶴の鳴き声
要点
わずかな物音や出来事にも、びくびくして怖がること。
- 直訳イメージ
- 風の音と鶴の鳴き声
- 使い方
- 大きな敗北や不祥事の後など、極度の不安やパニック、疑心暗鬼に陥っている状態を表現する際に用いられます。
意味
わずかな音や兆候にもひどく怯えることのたとえ。極度の恐怖や疑心暗鬼に陥り、風の音や鶴の鳴き声さえも敵の襲撃ではないかと疑い、恐れおののく心理状態を指します。
直訳イメージ
風の音と鶴の鳴き声
使い方
大きな敗北や不祥事の後など、極度の不安やパニック、疑心暗鬼に陥っている状態を表現する際に用いられます。
ニュアンス
心理的な恐怖状態を表す文学的で描写的な表現です。
例文
風声鶴唳に怯える敗残兵のように、些細なことにも過剰に反応してしまう。
不祥事発覚後の社内は風声鶴唳の状態で、誰もが疑心暗鬼に陥っていた。
風声鶴唳の日々が続き、心身ともに疲弊してしまった。
学習メモ
重要語彙
文学的な漢字を使用し、中国の故事に由来する四字熟語であるため、一般的な学習者にとっては難易度が高い表現です。
風声
ふうせい / fuusei
風の音
鶴唳
かくれい / kakurei
鶴の鳴き声
怯える
おびえる / obieru
怖がる、怯える
使い方の特徴
使い方メモ: 冷静さを欠いている、あるいは極度の疑心暗鬼であることを示唆するため、他人の反応を表現する際は慎重に使用してください。
誤解しやすい点
単なる注意深さには使われません。自然な物音を脅威と勘違いするような「極度の」または「過剰な」恐怖を表現する際に使われます。
検索できる表記
関連することわざ
由来
この表現は『晋書』に由来します。前秦の苻堅が東晋との戦いに敗れて逃走した際、風の音や鶴の鳴き声さえも追撃してくる敵軍の足音だと勘違いして怯えたという故事に基づいています。このことから、わずかな物音にもひどく恐怖を感じることを指すようになりました。
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