ことわざ / 諺
遠慮無ければ近憂あり
遠い将来への備えがないと、すぐに身近で心配事が起こるということ。
遠い将来まで深く考えなければ、必ず身近に心配事が起こる。
要点
遠い将来への備えがないと、すぐに身近で心配事が起こるということ。
- 直訳イメージ
- 遠い将来まで深く考えなければ、必ず身近に心配事が起こる。
- 英語での比較
- Look before you leap
- 使い方
- 先を見通す能力を養うよう助言したり、計画性のなさが原因で困難に直面した状況を批判したりする際に使われます。
意味
長期的な安定を保つためには、遠い先を見通すことが必要です。目先のことにばかりとらわれ、将来の計画や準備を怠ると、予想もしない早いうちに問題や心配事に見舞われることになります。
直訳イメージ
遠い将来まで深く考えなければ、必ず身近に心配事が起こる。
英語の近い表現
Look before you leap
使い方
先を見通す能力を養うよう助言したり、計画性のなさが原因で困難に直面した状況を批判したりする際に使われます。
ニュアンス
改まった、助言的かつ警告的な響きを持つ。
例文
老後の備えをせずに浪費を続けていた彼は、退職後に経済的に苦しくなった。遠慮無ければ近憂ありとはまさにこのことだ。
学習メモ
重要語彙
このことわざは「遠慮」を「将来への見通し」という古風な意味で用いており、文語的な「近憂」という言葉や古典的な動詞の構造を含んでいます。
遠慮
えんりょ / enryo
遠い将来まで見通した深い考え
近憂
きんゆう / kinyu
目先の心配事
無ければ
なければ / nakereba
〜がないならば
使い方の特徴
使い方メモ: ここでの「遠慮」は「遠い将来まで見通した深い考え」を指し、現代語の「控えめにする」という意味ではないことに注意してください。
誤解しやすい点
このことわざの「遠慮」を、現代的な意味での「他人に対して控えめに振る舞うこと」と混同しないでください。ここでは将来への計画性を意味します。
検索できる表記
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出典
この表現は中国の古典『論語』に由来します。原文には「人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり」とあり、長期的な計画や準備の重要性を説いています。将来を見通した思慮がない者は、必ず身近なところで困難に直面するという教えです。
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