ことわざ / 諺
沈黙は金
下手に雄弁に語るよりも、黙っている方が価値があるということ。
沈黙は金
要点
下手に雄弁に語るよりも、黙っている方が価値があるということ。
- 直訳イメージ
- 沈黙は金
- 英語での比較
- Speech is silver, silence is golden
- 使い方
- 言葉を重ねることでかえって問題を招く場合や、沈黙によって誠実さや品格を示すべき場面で、沈黙の価値を伝えるために使われる。
意味
言葉巧みに話すことも一つの才能だが、時と場合によっては沈黙を守る方がより深く、説得力を持つことがある。余計なことを言わずに控えることの重要性を説いている。
直訳イメージ
沈黙は金
英語の近い表現
Speech is silver, silence is golden
Silence is golden
A closed mouth catches no flies
使い方
言葉を重ねることでかえって問題を招く場合や、沈黙によって誠実さや品格を示すべき場面で、沈黙の価値を伝えるために使われる。
ニュアンス
教訓的かつ戒めとして、慎重な態度を勧める際に用いられる。
例文
下手な言い訳を重ねるより、何も言わずに反省の態度を示すほうが相手の心に響く。「沈黙は金」だ。
激しい議論の中で、彼があえて一言も発さなかったことが、逆にその場の空気を鎮めた。まさに沈黙は金である。
雄弁は銀、沈黙は金」と言うように、ペラペラと喋るだけが能ではない。聞き役に回る大切さを痛感した。
学習メモ
重要語彙
文法は単純ですが、「沈黙」のような硬い漢字が使われており、外来の慣用句の翻訳に基づいています。
沈黙
ちんもく / chinmoku
黙ること
金
かね / kane
黄金
雄弁
ゆうべん / yuuben
巧みな話術
銀
ぎん / gin
白銀
使い方の特徴
使い方メモ: 沈黙を称賛する言葉ですが、決して話すべきではないという意味ではありません。過度なお喋りと比較した際の沈黙の価値を強調しています。
誤解しやすい点
秘密を守ることや真実を隠すことが常に良いという意味で使うのは誤りです。あくまで発言を控えることの賢明さに焦点を当てています。
検索できる表記
関連することわざ
由来
この表現は、19世紀のイギリスの思想家トーマス・カーライルの著書『衣服哲学(Sartor Resartus)』に由来します。カーライルはこの中で、スイスの碑文としてドイツのことわざ「雄弁は銀、沈黙は金(Sprechen ist Silber、 Schweigen ist Gold)」を紹介しました。言葉による表現には銀の価値があるが、沈黙にはそれ以上の金の価値があることを説いています。これが日本に紹介され、「雄弁は銀、沈黙は金」あるいは単に「沈黙は金」として定着しました。
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