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ことわざ / 諺

泥中の蓮

読みでいちゅうのはちすローマ字deichuu no hachisu

汚れた環境や困難な状況にあっても、清らかさと正しい志を保ち続けること。

泥の中の蓮

要点

汚れた環境や困難な状況にあっても、清らかさと正しい志を保ち続けること。

直訳イメージ
泥の中の蓮
使い方
汚職や貧困、過酷な環境に身を置きながらも、高い道徳観や正直さ、気高い志を持ち続ける人を賞賛する際に用いられます。

意味

泥沼の中から清らかな花を咲かせる蓮の姿に由来する言葉です。世俗の欲や悪い環境に染まることなく、自分自身の品位や徳を保ち続ける人を称える比喩として使われます。

直訳イメージ

泥の中の蓮

使い方

汚職や貧困、過酷な環境に身を置きながらも、高い道徳観や正直さ、気高い志を持ち続ける人を賞賛する際に用いられます。

ニュアンス

敬意を込めて相手を褒める際に使われる、雅やかで文語的な表現です。

例文

01

厳しい環境でも清廉さを失わない彼女は、泥中の蓮のような人だ。

02

汚職が蔓延する組織の中で、泥中の蓮のごとく正義を貫いた。

03

貧しい家庭に育ちながら高い志を持ち続ける姿は、まさに泥中の蓮だ。

学習メモ

重要語彙

推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定

「泥中(でいちゅう)」という文語的な語彙や、蓮を「はちす」と読む古風な読み方が使われており、主に書き言葉や改まった場面で目にすることわざです。

泥中

でいちゅう / deichuu

泥の中

はちす / hachisu

ハスの花(古い呼び方)

清廉

せいれん / seiren

心が清く私欲がないこと

煩悩

ぼんのう / bonnou

身心を悩ませ、正しい判断を妨げる欲望

使い方の特徴

文語的教訓的安心させる

使い方メモ: 雅語的な表現であるため、日常会話では少し格式張りすぎたり、芝居がかって聞こえたりする場合があります。

誤解しやすい点

精神的・倫理的な清らかさを指す言葉であり、物理的な清潔さについて述べたものと誤解しないよう注意が必要です。

検索できる表記

泥中の蓮でいちゅうのはちすdeichuu no hachisudeichuunohachisudeichuu-no-hachisu

このことわざの漢字

関連することわざ

類似濁りに染まぬ蓮
類似沼池にも蓮の華
📝由来

この表現は、仏教経典である『維摩経(ゆいまぎょう)』に由来します。経文の中には「譬如高原陸地不生蓮花、卑湿淤泥乃生此華(例えば高原の陸地には蓮華は生えず、低湿な泥の中にこそこの花は生じる)」という一節があります。

📝経典の詳細

『維摩経』(維摩詰所説経)は、初期大乗仏教の経典の一つです。在家信者である維摩と文殊菩薩との対話を通して、「空(くう)」の思想や、俗世間に生きる人々が仏教の理想をどのように実践すべきかを説いています。

Index

テーマ・場面・タグ

01

テーマ

品性と徳人の性質
02

使う場面

人の性質を表す人生の助言をする
03

タグ

🧠哲学🎌日本文化⚔️人生と一般的な知恵

出典メモ

この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。

公開日
2019-09-29
更新日
2026-05-08
出典 1: tomomi965.comデータソースについて修正を連絡する

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