ことわざ / 諺
男子家を出ずれば七人の敵あり
社会に出て活動を始めれば、常に多くの競争相手や障害に直面するものであるということ。
男子が家を出れば、七人の敵がいる。
要点
社会に出て活動を始めれば、常に多くの競争相手や障害に直面するものであるということ。
- 直訳イメージ
- 男子が家を出れば、七人の敵がいる。
- 英語での比較
- A man who steps out into the world faces many rivals.
- 使い方
- 社会生活や職業生活における厳しさや競争を説明したり、社会に出る人への訓戒として使われたりします。
意味
このことわざは、家庭という安全な場所を一歩出れば、社会には多くの敵や困難が待ち受けているという、厳しく競争の激しい現実を説いています。社会に参加する以上、常に警戒を怠らず、多くのライバルや反対者に立ち向かう覚悟が必要であることを示唆しています。「七人」は具体的な数ではなく、非常に数が多いことを比喩的に表現したものです。
直訳イメージ
男子が家を出れば、七人の敵がいる。
英語の近い表現
A man who steps out into the world faces many rivals.
使い方
社会生活や職業生活における厳しさや競争を説明したり、社会に出る人への訓戒として使われたりします。
ニュアンス
訓戒的かつ現実的。社会参加を闘争や競争の一種と捉える伝統的な価値観を反映しています。
例文
就職してすぐに職場の人間関係で悩んだ。父は「男子家を出ずれば七人の敵あり、それが社会というものだ」と言った。
学習メモ
重要語彙
「出ずれば(いずれば)」という已然形+「ば」の古語表現や、末尾の「あり」という文語の終止形が使われており、語彙自体は平易ながらも文法的には高度な表現です。
男子
だんし / danshi
男、男子。
家を出ずれば
いえをいずれば / ie wo izureba
家を出ると。
七人
しちにん / shichinin
7人(比喩的に「数多く」)。
敵
てき / teki
敵、ライバル。
あり
あり / ari
存在する、ある。
使い方の特徴
使い方メモ: 「男子」という言葉にはこのことわざが生まれた歴史的背景が反映されており、現代でも使われますが、伝統的な男性中心のニュアンスを含んでいます。
誤解しやすい点
「七人」を文字通り7人という意味で受け取らないでください。これは「非常に数が多い」ことを意味する象徴的な数字です。
検索できる表記
由来
この表現は、伝統的な武士社会の価値観から生まれたと考えられています。外の世界には多くの危険や競争が待ち受けており、常に敵対勢力に立ち向かう準備をしておくべきであることを説いています。「七人」という数字は、具体的な人数ではなく「非常に数が多い」ことを比喩的に表しています。
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