ことわざ / 諺
伐性の斧
人の天性や才能を損なう欲望や悪徳のたとえ。
自分の天性を切り倒す斧
要点
人の天性や才能を損なう欲望や悪徳のたとえ。
- 直訳イメージ
- 自分の天性を切り倒す斧
- 使い方
- 人の可能性や人格を損なうような破壊的な習慣、依存症、誘惑などを描写したり、それらに対して警告したりする際に使われます。
意味
過度の飲酒、色欲、強欲などの悪徳を、人の天性を切り倒す斧に例えた表現です。人が本来持っている徳や才能、人格を台無しにするような快楽や習慣にふけることへの戒めとして使われます。
直訳イメージ
自分の天性を切り倒す斧
使い方
人の可能性や人格を損なうような破壊的な習慣、依存症、誘惑などを描写したり、それらに対して警告したりする際に使われます。
ニュアンス
硬い表現で、戒めのニュアンスを含みます。道徳的な退廃を批判するような、文学的または深刻な文脈で使用されます。
例文
若い才能を潰す賭博は、まさに伐性の斧と言うべきだろう。
彼の天賦の才も度を越した飲酒という伐性の斧によって台無しになった。
過度なSNS依存は現代の伐性の斧かもしれない。
学習メモ
重要語彙
難解な漢字が使われており、中国の古典に由来する「故事成語」であるため、日常会話ではあまり使われません。
伐
ばつ / batsu
切り倒すこと
性
せい / sei
本性、生まれ持った性質
斧
おの / ono
おの
使い方の特徴
使い方メモ: 非常に硬い表現であるため、日常の気軽な会話では大げさに聞こえる可能性があります。
誤解しやすい点
物理的な斧や破壊を指すのではなく、人格や天賦の才が損なわれることを指して使います。
検索できる表記
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由来
中国の古典『呂氏春秋』の「本生」篇に由来します。「伐性」という言葉は、文字通り自分の天性を切り倒すことを意味します。古代中国の思想家は、酒、色欲、強欲など、人間が生まれながらに持っている徳を損なうものを斧に例えました。この概念は、後に儒学を通じて日本に伝えられました。
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