ことわざ / 諺
危うきこと累卵のごとし
物事がきわめて不安定で、いつ崩壊してもおかしくない危険な状態にあること。
卵を積み上げたように危ういこと
要点
物事がきわめて不安定で、いつ崩壊してもおかしくない危険な状態にあること。
- 直訳イメージ
- 卵を積み上げたように危ういこと
- 使い方
- 倒産寸前の経営状態、老朽化した建物の安全性、緊迫した国際情勢など、いつ破綻してもおかしくない重大な局面で使われます。
意味
この表現は、わずかな衝撃でも致命的な失敗につながりかねない、きわめて危険な状態を表します。卵を積み重ねた様子に例えており、積み上げられた卵は壊れやすく、少しでも動いたり触れたりすれば崩れてしまうという不安定さを強調しています。
直訳イメージ
卵を積み上げたように危ういこと
使い方
倒産寸前の経営状態、老朽化した建物の安全性、緊迫した国際情勢など、いつ破綻してもおかしくない重大な局面で使われます。
ニュアンス
改まった硬い表現です。切迫感や壊れやすさを伴う深刻なニュアンスを含みます。
例文
無理な経営を続けた結果、会社は危うきこと累卵のごとしだ。
その古い橋の安全性は、まさに危うきこと累卵のごとしである。
和平交渉が決裂し、情勢は危うきこと累卵のごとしとなった。
学習メモ
重要語彙
古典的な「ごとし」の結びや「累卵」といった文章語的な語彙が含まれるため、格調高い表現です。
危うき
あやうき / ayauki
危ない、危険である
累卵
るいらん / ruiran
積み重ねた卵
如し
ごとし / gotoshi
〜のようだ、〜と同じである
使い方の特徴
使い方メモ: 改まった表現であるため、日常の非常に砕けた会話で使うと大げさな印象を与えたり、不自然に聞こえたりすることがあります。
誤解しやすい点
ちょっとした困りごとには使いません。完全に崩壊したり破綻したりする可能性が高い、重大な事態に対してのみ使用します。
検索できる表記
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由来
中国の古典『韓非子』などに由来します。「累卵」とは積み重ねた卵のことで、わずかな衝撃でも崩れて割れてしまうような、きわめて不安定な状況の例えとして使われています。
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