ことわざ / 諺
葦をふくむ雁
万一の危険に備えて、あらかじめ準備を整えておくこと。
葦を口にくわえた雁。
要点
万一の危険に備えて、あらかじめ準備を整えておくこと。
- 直訳イメージ
- 葦を口にくわえた雁。
- 英語での比較
- Forewarned is forearmed.
- 使い方
- 将来の行事や危機に備えて、入念に準備することを表す際に使われます。例えば、プレゼンの前に資料を精査したり、旅行の荷造りを慎重に行ったりすることを指します。
意味
雁が矢を防ぐために葦を口にくわえて飛ぶという故事に基づいた言葉です。困難や災難を避けるために、事前に十分な準備や対策を講じておく知恵を指します。先見の明を持ち、いかなる事態にも対応できる状態にしておくことの重要性を説いています。
直訳イメージ
葦を口にくわえた雁。
英語の近い表現
Forewarned is forearmed.
使い方
将来の行事や危機に備えて、入念に準備することを表す際に使われます。例えば、プレゼンの前に資料を精査したり、旅行の荷造りを慎重に行ったりすることを指します。
ニュアンス
中立的で教訓的。先見の明や準備の良さを称賛するニュアンスが含まれます。
例文
プレゼンの前日に念入りに資料を確認したのは、葦をふくむ雁の心がけだ。
旅行の準備を万全に整えておくのは、葦をふくむ雁というように、何が起きても対応できるようにするためだ。
危機管理の専門家は、平時から備えることを説く。まさに葦をふくむ雁の精神だ。
学習メモ
重要語彙
「葦」や「雁」といった動植物の特定の漢字を使用し、故事に基づいているため。文法構造は単純だが語彙レベルが高い。
葦
あし / ashi
イネ科の多年草。水辺に自生する。
ふくむ
ふくむ / fukumu
口の中に入れる。くわえる。
雁
かり / kari
カモ科の渡り鳥の総称。
使い方の特徴
使い方メモ: 準備を怠らないことを肯定的に評価する言葉なので、他人の用心深さを冷やかしたり揶揄したりする文脈には不向きです。
誤解しやすい点
実際の鳥の生態についての説明ではありません。あくまで人間の事前の準備や用心を象徴する比喩として理解してください。
検索できる表記
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由来
渡り鳥である雁が、猟師の矢を防ぐために葦を口にくわえて飛ぶという中国の故事に由来します。葦が矢の衝撃を吸収し、身を守ることができると考えられていました。実際の鳥の習性ではありませんが、万一の危険に対して事前に備えをしておくことの大切さを象徴する物語として語り継がれています。
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