ことわざ / 諺
煽りを食う
他人の行動や周囲の出来事の影響で、思わぬ不利益や損害を被ること。
強い風の勢いを受ける
要点
他人の行動や周囲の出来事の影響で、思わぬ不利益や損害を被ること。
- 直訳イメージ
- 強い風の勢いを受ける
- 使い方
- 経済変動、政治的決定、他人の動きなどの外部要因によって、意図しない停滞や損失が生じる状況を説明する際に用いられます。
意味
ある事柄の勢いや、その余波を受けて、直接関係のない人が悪い影響を受けることを表します。もともとは、強い風の勢いで周囲の家屋などが被害を受けることを指していましたが、現在では予期せぬトラブルの二次的な被害に巻き込まれる比喩として使われます。
直訳イメージ
強い風の勢いを受ける
使い方
経済変動、政治的決定、他人の動きなどの外部要因によって、意図しない停滞や損失が生じる状況を説明する際に用いられます。
ニュアンス
中立的、またはやや否定的。客観的な報道などでも使われます。
例文
為替急変動の煽りを食って、輸出業の取引先が大打撃を受けた。
上司の異動の煽りを食い、私のプロジェクトも見直しになった。
不景気の煽りを食って、街の小さな書店が次々と閉店している。
学習メモ
重要語彙
難解な漢字「煽」が含まれており、「食う」という動詞を「受ける・被る」という比喩的な意味で用いています。
煽り
あおり / aori
風の勢い、または余波
食う
くう / kuu
食べる、あるいは悪い影響を被る・受ける
使い方の特徴
使い方メモ: 悪い結果に対して使われる表現なので、思わぬ利益を得た場合には使用しません。
誤解しやすい点
実際に何かを食べるという意味ではありません。出来事の勢いによって「被害を受ける」「影響される」状況を表します。
検索できる表記
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由来
「煽り(あおり)」という言葉は、もともと物を動かす風の勢いや、扇ぐことで生じる風を指します。歴史的には、近隣の火災によって生じた強い気流や、強風によって家屋が被害を受けることを表していました。それが転じて、大きな出来事の余波や二次的な影響で損失を被ることを指す比喩となりました。現代では、経済、政治、対人関係など幅広い文脈で使われています。
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