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ことわざ / 諺

網呑舟の魚を漏らす

読みあみどんしゅうのうおをもらすローマ字ami donshu no uo o morasu

法の網の目が粗いために、大罪人が法の追及を逃れてしまうこと。

船を飲み込むような大きな魚をも漏らす網

要点

法の網の目が粗いために、大罪人が法の追及を逃れてしまうこと。

直訳イメージ
船を飲み込むような大きな魚をも漏らす網
使い方
法の抜け穴を批判したり、管理の甘さや取り締まりの緩さによって大物が処罰を免れたりする場合に用いられる。

意味

船を飲み込むほどの大きな魚さえも漏らしてしまうほど、網の目が粗いこと。転じて、法律や規則が不備であったり寛大すぎたりするために、大悪人や重要な人物を取り逃がしてしまうことの例え。

直訳イメージ

船を飲み込むような大きな魚をも漏らす網

使い方

法の抜け穴を批判したり、管理の甘さや取り締まりの緩さによって大物が処罰を免れたりする場合に用いられる。

ニュアンス

批判的、あるいは戒め。

例文

01

大規模な捜査にもかかわらず首謀者を取り逃がした。網呑舟の魚を漏らすだ。

02

厳しい規制があっても巧みに逃れる者がいる。網呑舟の魚を漏らすこともある。

03

法の網も万全ではない。網呑舟の魚を漏らすことのないよう、制度の見直しが必要だ。

学習メモ

重要語彙

推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定

「呑舟」などの高度な文語表現を含み、漢文に基づいた構造を持っているため。

あみ / ami

あみ

呑舟

どんしゅう / donshu

舟を飲み込むこと

うお / uo

さかな

漏らす

もらす / morasu

逃がす、漏れ出るようにする

使い方の特徴

文語的批判的注意

使い方メモ: これは組織的または大規模な失敗に対して使われる改まった表現であり、個人的な不手際に対しては使われない。

誤解しやすい点

小さなミスや些細なものを失うことには使用しない。大きな権力を持つ人物や大罪人が、不備のある体制から逃れることを指す。

検索できる表記

網呑舟の魚を漏らすあみどんしゅうのうおをもらすami donshu no uo o morasuamidonshunouoomorasuami-donshu-no-uo-o-morasuamidonshu-no-uo-wo-mo-rasuamidonshu no uo wo mo rasu

このことわざの漢字

関連することわざ

反対天網恢恢疎にして漏らさず天の正義からは逃れられないということ。
類似天に目なし大魚網を破る天に正しい裁きがないとき、強大な者が法を逃れるということ。
📝出典ノート

司馬遷の『史記』、特に「酷吏伝」の序文に由来する。原文では、網の目が粗く船を飲み込むほどの大きな魚でも通り抜けられるほどであっても、政治がよく行き届き民が安らかであったことが記されている。『史記』は漢代の基礎的な歴史書であり、その後の中国や日本の歴史記述の模範となった。

Index

テーマ・場面・タグ

01

テーマ

力と立場原因と結果
02

使う場面

人に注意する結果を説明する
03

タグ

🐾動物と自然🎯戦略と戦術⚠️警告と注意

出典メモ

この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。

公開日
2019-09-23
更新日
2026-05-08
出典 1: tomomi965.comデータソースについて修正を連絡する

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