ことわざ / 諺
仇を恩で報ずる
自分に害を与えた相手や意地悪をした相手に対して、復讐するのではなく、慈しみや親切心を持って接すること。
仇を恩で返すこと。
要点
自分に害を与えた相手や意地悪をした相手に対して、復讐するのではなく、慈しみや親切心を持って接すること。
- 直訳イメージ
- 仇を恩で返すこと。
- 英語での比較
- Return good for evil
- 使い方
- かつて自分にひどい仕打ちをした相手や敵対していた人に対して、寛大な心で助けの手を差し伸べたり、親切にしたりする場面で使われます。
意味
自分を苦しめたり、不利益を与えたりした相手(敵)に対して、恨みを抱いて報復するのではなく、慈悲の心を持って親切にすることを指します。恨みの連鎖を断ち切り、寛大な心で相手を助けることで、高い人格や徳を示す姿勢を表しています。
直訳イメージ
仇を恩で返すこと。
英語の近い表現
Return good for evil
Love your enemies
使い方
かつて自分にひどい仕打ちをした相手や敵対していた人に対して、寛大な心で助けの手を差し伸べたり、親切にしたりする場面で使われます。
ニュアンス
高潔で徳が高く、道徳的に優れた姿勢を感じさせる表現です。
例文
昨日意地悪をされたのに、今日は助けてあげるなんて、本当に仇を恩で報ずる人だ。
学習メモ
重要語彙
「仇(あだ)」という語や、「報ずる(ほうずる)」という文語的な動詞が使われており、語彙や文法の難易度が基本のことわざよりも高めです。
仇
あだ / ada
うらみ、害、敵
恩
おん / on
めぐみ、なさけ、恩義
報ずる
ほうずる / houzuru
報いる(むくいる)、返礼する、知らせる
使い方の特徴
使い方メモ: 徳の高い行為ですが、危険を無視したり、何度も被害を受けるのを放置したりすることを推奨するものではありません。あくまで報復の連鎖を断ち切るための道徳的な選択を指します。
誤解しやすい点
「恩を仇で返す(恩恵を受けたのに、かえって害を与えること)」と混同しないように注意してください。これらは真逆の意味になります。
検索できる表記
関連することわざ
由来
この概念は『論語』などの中国の古典に見られる教えを反映しており、悪に対して善や徳をもって報いることの重要性を説いています。
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出典メモ
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