ことわざ / 諺
鹿を逐う者は山を見ず
一つの目標に集中するあまり、周囲の状況や大局を見失うこと。
鹿を逐う者は山を見ず
要点
一つの目標に集中するあまり、周囲の状況や大局を見失うこと。
- 直訳イメージ
- 鹿を逐う者は山を見ず
- 英語での比較
- Can’t see the forest for the trees
- 使い方
- ビジネス戦略や個人の追求において、視野が狭くなったり、特定のターゲットに執着しすぎたりしている人への警告として使われる。
意味
特定の利益や対象を追い求めることに夢中になり、全体像が見えなくなっている状態を指す。鹿を追う猟師が山の壮大さを目に留めないように、目先の利益や一つの仕事に執着するあまり、重要な戦略や品質、他者のニーズなどを見落としてしまうことを戒める言葉。目標に集中している時こそ、大局的な視点を忘れないようにという教訓。
直訳イメージ
鹿を逐う者は山を見ず
英語の近い表現
Can’t see the forest for the trees
To be blind to everything else
使い方
ビジネス戦略や個人の追求において、視野が狭くなったり、特定のターゲットに執着しすぎたりしている人への警告として使われる。
ニュアンス
教訓的で戒めのニュアンス。
例文
利益ばかり追って品質を疎かにするのは、鹿を逐う者は山を見ずだ。
目先の数字に囚われて全体戦略を見失うな。鹿を逐う者は山を見ずになるぞ。
鹿を逐う者は山を見ずにならないよう、時には立ち止まって俯瞰することが大切だ。
学習メモ
重要語彙
古語の否定形「みず」や、文学的な表現の「逐う(おう)」が使われているが、全体的な意味は分かりやすい。
鹿
しか / shika
シカ
逐う
おう / ou
追いかける
山
やま / yama
山
見ず
みず / mizu
見ない
使い方の特徴
誤解しやすい点
実際の狩猟のコツとして解釈しないでください。精神的な集中や視野の狭さを表す比喩です。
検索できる表記
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由来
この表現は中国の古典『淮南子』(説林訓)に由来し、「獣を逐う者は目に太山を見ず」と記されています。欲求が外に向けられているとき、視界の明快さが損なわれることを説明しています。
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