ことわざ / 諺
始めは処女の如く後は脱兎の如し
最初は乙女のようにしとやかに振る舞って敵を油断させ、機を見て脱兎のような素早さで一気に攻め立てること。
始めは処女の如く、後は脱兎の如し。
要点
最初は乙女のようにしとやかに振る舞って敵を油断させ、機を見て脱兎のような素早さで一気に攻め立てること。
- 直訳イメージ
- 始めは処女の如く、後は脱兎の如し。
- 使い方
- ビジネスの交渉、スポーツの戦術、あるいは競争相手の裏をかいて素早く行動する必要がある場面などで用いられます。
意味
始めは処女(うぶな娘)のように静かに控えめに振る舞うことで、相手に警戒心を抱かせず、隙をうかがう戦略的な姿勢を説いています。そして、一度チャンスが訪れたならば、罠から逃げ出すウサギのような猛スピードで行動に移し、一気に勝利を掴み取らなければならないという教えです。
直訳イメージ
始めは処女の如く、後は脱兎の如し。
使い方
ビジネスの交渉、スポーツの戦術、あるいは競争相手の裏をかいて素早く行動する必要がある場面などで用いられます。
ニュアンス
戦略的かつ教訓的で、古典的な兵法の重みを感じさせる表現です。
例文
交渉は始めは処女の如く後は脱兎の如し。最初は様子を見て、チャンスを得たら一気に攻める。
学習メモ
重要語彙
「如し(ごとし)」という古語の文法や、「処女(しょじょ)」の古典的な意味、および「脱兎(だっと)」といった高度な語彙が使用されています。
始め
はじめ / hajime
始まり
処女
しょじょ / shojo
処女(古典的には、静かでしとやかな状態)
後
のち / nochi
その後
脱兎
だっと / datto
逃げるウサギ
如し
ごとし / gotoshi
〜のようだ
使い方の特徴
使い方メモ: 戦術的な格言であるため、日常の軽い会話で使うと、大げさすぎたり、激しすぎたりする印象を与える可能性があります。
誤解しやすい点
この古典的な文脈において「処女」という言葉は、静かに落ち着いていることの比喩であり、性別や社会的な役割について文字通り述べているわけではありません。
検索できる表記
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由来
この表現は中国の兵法書『孫子』に由来します。本文中で「処女」は、敵に悟られないよう、うぶでしとやか、かつ静かな状態であることを表しています。一方、「脱兎」は特に罠から逃げ出したウサギを指し、突然訪れた好機を一気に利用するために必要な猛スピードを象徴しています。
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