ことわざ / 諺
選んで粕を掴む
あれこれ選びすぎた結果、かえって悪いものを選んでしまうこと。
念入りに選んだ末に、残りかすを掴んでしまう
要点
あれこれ選びすぎた結果、かえって悪いものを選んでしまうこと。
- 直訳イメージ
- 念入りに選んだ末に、残りかすを掴んでしまう
- 使い方
- 「完璧なもの」を見つけようとする努力が裏目に出て、残念な結果になった場合に使われます。
意味
多くの選択肢の中から慎重に選ぼうとして、こだわりすぎたために、結局は一番質の悪いものを選んでしまう状況を指します。欲を出しすぎたり、選り好みしすぎたりすることへの戒めとして使われます。
直訳イメージ
念入りに選んだ末に、残りかすを掴んでしまう
使い方
「完璧なもの」を見つけようとする努力が裏目に出て、残念な結果になった場合に使われます。
ニュアンス
皮肉や後悔の念、あるいは考えすぎや選びすぎに対する警告のニュアンスが含まれます。
例文
何十人もの候補者を面接してようやく採用した社員が全員仕事のできない人ばかりで、まさに選んで粕を掴む結果になってしまった。
結婚相手に高望みをしすぎた結果、良縁を逃し続けて後悔している。選んで粕を掴むとはこのことだ。
散々比べ検討した末に買った商品がすぐ壊れた。選んで粕を掴むという言葉を思い出した。
学習メモ
重要語彙
動詞は基礎的ですが、「粕(かす)」という名詞や慣用句としての性質から、初級者には少し難易度が高い表現です。
選んで
えらんで / erande
選ぶこと
粕
かす / kasu
残りかす
掴む
つかむ / tsukamu
手に取ること
使い方の特徴
使い方メモ: 誰かの特定の選択(配偶者など)に対してこれを使うと、その選択を「粕(価値のないもの)」と決めつけることになり、非常に失礼になる可能性があります。
誤解しやすい点
単なる間違いには使いません。非常に慎重に選んだ「後で」悪い結果になるという皮肉な状況を指します。
検索できる表記
関連することわざ
由来
「粕(かす)」とは、酒を搾った後に残る酒粕などのことで、伝統的に価値の低いものとされてきました。この表現は、念入りに選んでいるにもかかわらず、最終的にそのような価値のないものを掴んでしまうという矛盾から生まれています。選り好みしすぎることへの皮肉を込めた戒めとして使われてきました。
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