ことわざ / 諺
長者の万灯より貧者の一灯
形式的で豪華な贈り物よりも、心のこもったわずかな寄付の方が尊いということ。
富者の万灯よりも、貧者の一つの灯明の方が価値があること
要点
形式的で豪華な贈り物よりも、心のこもったわずかな寄付の方が尊いということ。
- 直訳イメージ
- 富者の万灯よりも、貧者の一つの灯明の方が価値があること
- 英語での比較
- It is not the gift, but the thought that counts.
- 使い方
- 慈善活動、ボランティア、個人的な自己犠牲などの文脈で、少額ながらも心のこもった貢献を称える際に使われます。
意味
供え物や贈り物の価値は、物質的な多寡や金額ではなく、ささげる人の真心にあることを教える言葉です。たとえわずかな寄付であっても、それがその人の精一杯の誠意や犠牲によるものであれば、非常に尊いものと見なされます。一方、名声や義務感からなされる多額の寄付は、精神的・情緒的な重みに欠けるとされます。
直訳イメージ
富者の万灯よりも、貧者の一つの灯明の方が価値があること
英語の近い表現
It is not the gift, but the thought that counts.
使い方
慈善活動、ボランティア、個人的な自己犠牲などの文脈で、少額ながらも心のこもった貢献を称える際に使われます。
ニュアンス
真面目で教訓的。物質的な富よりも精神的な価値を強調する。
例文
高額の寄付よりも、子供たちが集めた小銭の方が心に響く。長者の万灯より貧者の一灯とはこのことだ。
学習メモ
重要語彙
このことわざは、フォーマルな漢字の熟語(長者、貧者、万灯)と比較の「より」の構造を使用しています。その長さと仏教的な由来から、上級の文学的またはフォーマルな日本語の特徴を備えています。
長者
ちょうじゃ / choja
富者
万灯
まんとう / manto
数多くの灯明
貧者
ひんじゃ / hinja
貧しい人
一灯
いっとう / itto
一つの灯明
使い方の特徴
使い方メモ: 貧しい人を称える言葉ですが、自分の贈り物に対して使うと、過度に謙遜しているように聞こえたり、逆に自分の誠意を自慢しているように聞こえたりする可能性があります。
誤解しやすい点
これは富裕層であることへの批判ではなく、真の誠意よりも形だけの形式を優先することへの批判です。
検索できる表記
由来
この言葉は仏教の説話に由来します。釈迦の時代、一人の貧しい老女が真心込めて一灯を供えました。豪族たちが供えた万灯が激しい風で消えてしまったときでも、彼女の献じた一灯だけは消えずに輝き続けたという物語に基づいています。
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