ことわざ / 諺
地の利は人の和に如かず
物的・地理的な条件よりも、人の団結や協力の方が大きな力を発揮するということ。
地の利は人の和に及ばない。
要点
物的・地理的な条件よりも、人の団結や協力の方が大きな力を発揮するということ。
- 直訳イメージ
- 地の利は人の和に及ばない。
- 英語での比較
- United we stand, divided we fall
- 使い方
- 設備や立地、物的な資産よりも、士気やチームワークが重要であることを説く際に、ビジネスやスポーツ、経営などの場面で用いられる。
意味
地形的、戦略的に有利な条件が整っていても、心を一つにして協力し合う人々の団結力には及ばない。組織の絆や相互協力こそが、成功を収めるための最も重要な要素であることを強調する言葉。
直訳イメージ
地の利は人の和に及ばない。
英語の近い表現
United we stand, divided we fall
People in harmony can move mountains
使い方
設備や立地、物的な資産よりも、士気やチームワークが重要であることを説く際に、ビジネスやスポーツ、経営などの場面で用いられる。
ニュアンス
改まった厳かな響きがあり、仕事や指導的な立場での発言に適している。
例文
地の利は人の和に如かずで、どんなに設備が整った会社でも、社員が団結していなければ成果は出せない。
強固な城壁を誇った城も内部の裏切りで落城した。地の利は人の和に如かずとはこのことだ。
チームスポーツでは地の利は人の和に如かずが示すように、ホームゲームより選手の団結力の方が勝敗に影響する。
学習メモ
重要語彙
古典的な「〜に如かず(〜には及ばない)」という比較の構造と、漢文に由来する硬い言葉遣いが用いられている。
地の利
ちのり / chi no ri
土地の状況が有利であること
人の和
ひとのわ / hito no wa
人々が仲良く協力し合うこと
如かず
しかず / shikazu
及ばない、それより良いものはない
使い方の特徴
使い方メモ: 団結力の重要性を説く言葉だが、単に「仲良し」であることを推奨しているのではなく、組織としての機能性を指していることに注意。
誤解しやすい点
単に「人に優しくする」という意味ではなく、組織や戦略において「集団の団結力」を重視することを指す。
検索できる表記
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由来
中国の戦国時代の思想家、孟子の言葉に由来します。『孟子』公孫丑下篇に、「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず(天が与える幸運なタイミングも、地の利の良さには及ばず、その地の利も人々の団結力には及ばない)」とあります。政治や戦いにおいて、人心を得て団結することの重要性を説いたものです。
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