ことわざ / 諺
治にいて乱を忘れず
平和で安定している時でも、万一の事態や混乱に備えておくべきだという教え。
平和な時にあっても、乱世を忘れないこと
要点
平和で安定している時でも、万一の事態や混乱に備えておくべきだという教え。
- 直訳イメージ
- 平和な時にあっても、乱世を忘れないこと
- 英語での比較
- In peace, prepare for war
- 使い方
- ビジネス、政治、あるいは個人の人生設計において、安定期における備えやリスク管理の重要性を強調する際に用いられます。
意味
安全で平穏な生活を送っている時こそ、将来起こりうる混乱や危機に対して警戒を怠らず、準備を整えておくべきであることを説いています。物事が順調な時に油断せず、有事に備える姿勢を持つことの重要性を強調した言葉です。先見の明と、責任あるリスク管理がその核心にあります。
直訳イメージ
平和な時にあっても、乱世を忘れないこと
英語の近い表現
In peace, prepare for war
Hope for the best, prepare for the worst
使い方
ビジネス、政治、あるいは個人の人生設計において、安定期における備えやリスク管理の重要性を強調する際に用いられます。
ニュアンス
改まった表現で、戒めや戦略的なニュアンスを持つ。
例文
会社の業績が好調なときこそ、経営者は慎重になるべきだ。治にいて乱を忘れず、常にリスク管理を意識していた。
学習メモ
重要語彙
「治」「乱」といった硬い熟語の使用や、文語的な否定形「忘れず」が含まれているため、より高度で専門的な言葉遣いとなります。
治
ち / chi
治まること、平和な世。
乱
らん / ran
乱れ、争い、危機。
忘れず
わすれず / wasurezu
忘れないこと(否定形)。
使い方の特徴
使い方メモ: 戦略的な格言であり、日常会話よりも専門的または深刻な助言の文脈で使用されます。
誤解しやすい点
悲観的になったり不安になったりすることではありません。安定を享受しながらも、責任を持って備えることを指します。
検索できる表記
関連することわざ
由来
この表現は中国の古典『易経』に由来し、特に「安居して危を思う(安居思危)」という言葉に基づいています。日本では、戦国時代の武将や侍の間で、生き残りとリーダーシップのための重要な指針として古くから重んじられてきました。
Index
テーマ・場面・タグ
テーマ
使う場面
タグ
出典メモ
この項目のデータはどこから来たのか。参照リンクは下に掲載しています。この欄の読み方はデータソースをご覧ください。