ことわざ / 諺
望蜀
読みぼうしょくローマ字bou shoku
一つの願いが叶うと、さらに上を望むこと。人間の欲望に際限がないことの例え。
蜀の地を望む
要点
一つの願いが叶うと、さらに上を望むこと。人間の欲望に際限がないことの例え。
- 直訳イメージ
- 蜀の地を望む
- 使い方
- 人の尽きることのない欲望を表現したり、一つの野心が次の野心へとつながる様子を指摘したりする際に使われます。
意味
隴(ろう)の地を手に入れた後、さらに蜀(しょく)の地までも欲したという故事に由来します。人間は決して満足せず、一つの望みが果たされるとすぐに次の大きな望みが生まれる性質を表しています。
直訳イメージ
蜀の地を望む
使い方
人の尽きることのない欲望を表現したり、一つの野心が次の野心へとつながる様子を指摘したりする際に使われます。
ニュアンス
強欲さに対する批判的、あるいは内省的な響きが含まれます。
例文
昇進したばかりなのにもう次のポストを狙うとは、望蜀の感がある。
一つ願いが叶えば、さらに大きな願いが生まれる。人間の欲は望蜀に尽きない。
マイホームを手に入れたら今度は別荘が欲しくなった。望蜀とはこのことだ。
学習メモ
重要語彙
推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定
日常会話ではあまり使われない二字熟語であり、由来となった故事の知識が必要なため、難易度は高めです。
望
ぼう / bou
望む、願う、遠くを見る
蜀
しょく / shoku
蜀(中国の古い地名・国名)
使い方の特徴
文語的批判的
使い方メモ: 非常に改まった表現や知的な響きがあります。「望蜀の感がある」という言い回しで使われることがあります。
誤解しやすい点
健全な向上心や目標設定と混同しないようにしてください。これは特に、人間の「飽くなき欲望」や「強欲」な側面に焦点を当てた言葉です。
検索できる表記
望蜀ぼうしょくboushokubou shokubou-shoku
関連することわざ
由来
魏の曹操が隴の地を占領した際、「人間というものは満足を知らないものだ。私も隴を手に入れた今、さらに蜀の地までも欲しくなった」と言ったことに由来します。
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