ことわざ / 諺
羹に懲りて膾を吹く
一度の失敗にこりて、必要以上に用心深くなること。
羹(あつもの)に懲りて、冷たい膾(なます)を吹く。
要点
一度の失敗にこりて、必要以上に用心深くなること。
- 直訳イメージ
- 羹(あつもの)に懲りて、冷たい膾(なます)を吹く。
- 英語での比較
- A burnt child dreads the fire
- 使い方
- 過去の失敗やトラウマが原因で、現在の状況では不必要なほど過剰に慎重になっている人を指して使われます。
意味
熱い吸い物(羹)を飲んで口を焼いた者が、その失敗に懲りて、冷たいなます(生魚や野菜の和え物)まで吹いて冷まそうとする様子から転じた言葉です。一度の失敗や災難に懲りて、無意味なまでに用心深くなることを意味します。
直訳イメージ
羹(あつもの)に懲りて、冷たい膾(なます)を吹く。
英語の近い表現
A burnt child dreads the fire
Once bitten, twice shy
A burnt child fears the fire
使い方
過去の失敗やトラウマが原因で、現在の状況では不必要なほど過剰に慎重になっている人を指して使われます。
ニュアンス
用心深すぎることを指摘したり、過去の出来事による非合理的なためらいを説明したりする際に使われます。
例文
一度の投資の失敗で一切の資産運用をやめるのは、羹に懲りて膾を吹くだ。
過去のトラウマから必要以上に慎重になるのは、羹に懲りて膾を吹くに等しい。
羹に懲りて膾を吹くことなく、失敗から学んで前に進もう。
学習メモ
重要語彙
難読漢字(羹、膾)が含まれており、助詞「を」や「懲りて」といった古典的な文体構造を持っています。
羹
あつもの / atsumono
熱い汁物
膾
なます / namasu
細かく切った生魚や野菜の和え物
懲りる
こりる / koriru
痛い目に遭って、二度と繰り返すまいと思う
吹く
ふく / fuku
息をふきかける
使い方の特徴
使い方メモ: 本当のトラウマを軽視するために使わないよう注意してください。これは特に過剰、あるいは非合理的な用心深さについて述べるものです。
誤解しやすい点
慎重であることを褒める言葉ではありません。その用心が不必要であることや、行動の妨げになっていることを示唆します。
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