ことわざ / 諺
当たらずと雖も遠からず
読みあたらずといえどもとおからずローマ字atarazu to iedomo tookarazu
完全に正解ではないが、正解に極めて近く、核心を突いていること。
当たってはいないが、遠くもない
要点
完全に正解ではないが、正解に極めて近く、核心を突いていること。
- 直訳イメージ
- 当たってはいないが、遠くもない
- 英語での比較
- Not far from the truth.
- 使い方
- 誰かの予想や見立てがほぼ正しいことを認める際に使われます。相手の推論が筋道立っており、現実の状況に非常に近いことを述べる表現です。
意味
推測や意見が100%正確ではないものの、真実に非常に近い状態を表します。細部は少し異なっていても、核心となる考えや方向性が正しく、的を射ていることを意味します。
直訳イメージ
当たってはいないが、遠くもない
英語の近い表現
近い✓ 確認済み
Not far from the truth.
使い方
誰かの予想や見立てがほぼ正しいことを認める際に使われます。相手の推論が筋道立っており、現実の状況に非常に近いことを述べる表現です。
ニュアンス
客観的な評価のために用いられる、中立的でやや硬い表現です。
例文
「この事件は内部の人間の仕業では」という推測に対して、「当たらずと雖も遠からず」とベテラン刑事は答えた
学習メモ
重要語彙
推定レベルN1確度: 高
JLPT公式リストではない推定
打ち消しの「ず」や、文語体の逆接の助詞「といえども」など、古典的な日本語の文法が使われています。
当たらず
あたらず / atarazu
当たっていない。正しくない。
雖も
いえども / iedomo
〜だけれども。
遠からず
とおからず / tookarazu
遠くない。
使い方の特徴
中立教訓的
使い方メモ: 正しさを認める一方で、完全に正確ではないことも指摘するニュアンスが含まれます。
誤解しやすい点
相手が完全に間違っている場合には使いません。正解に非常に近いことを肯定する場合にのみ使用します。
検索できる表記
当たらずと雖も遠からずあたらずといえどもとおからずatarazu to iedomo tookarazuatarazutoiedomotookarazuatarazu-to-iedomo-tookarazuatarazutoiedo-mo-tookarazu当たらずと雖も遠からず あたらずといえどもとおからずatarazutoiedo mo tookarazu
関連することわざ
由来
この表現は孔子の教えに由来するとされています。文法的には、「当たらない」を意味する「当たらず」、「〜だけれども」を意味する「といえども」、「遠くない」を意味する「遠からず」から成ります。これらが組み合わさって、的中はしていないものの、意図した核心に近い状態を表しています。
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