ことわざ / 諺
商人と屛風は直ぐには立たぬ
読みあきんどとびょうぶはすぐにはたたぬローマ字akindo to byoubu wa sugu ni wa tatanu
商売で成功するには、正直一辺倒ではなく、臨機応変な柔軟さが必要である。
商人と屏風は、真っ直ぐな状態では立たない。
要点
商売で成功するには、正直一辺倒ではなく、臨機応変な柔軟さが必要である。
- 直訳イメージ
- 商人と屏風は、真っ直ぐな状態では立たない。
- 使い方
- 商談や仕事上のやり取りにおいて、妥協や融通が必要であることを論じる際に用いられる。
意味
屏風は真っ直ぐでは立てず、曲げてこそ自立するように、商人もあまりに正直すぎたり頑固だったりしては成功できない。商売を長く続け、成功させるためには、相手に合わせる柔軟さや、時には駆け引きも不可欠であることを説いている。
直訳イメージ
商人と屏風は、真っ直ぐな状態では立たない。
使い方
商談や仕事上のやり取りにおいて、妥協や融通が必要であることを論じる際に用いられる。
ニュアンス
商売の駆け引きに対する、実利主義的で現実的な観察。
例文
「値引き交渉には応じたくないが、商人と屛風は直ぐには立たぬ。長期取引のためには柔軟さも必要だ」と彼は割り切った。
学習メモ
重要語彙
推定レベルN2確度: 中
JLPT公式リストではない推定
古語の否定形「たたぬ」や商人を指す言葉「あきんど」が使われている。「すぐ」が「真っ直ぐ」を意味する点は慣用的な表現である。
商人
あきんど / akindo
商人 / 店主
屛風
びょうぶ / byoubu
屏風
直ぐ
すぐ / sugu
真っ直ぐ / 直立した
立たぬ
たたぬ / tatanu
立たない
使い方の特徴
中立注意
使い方メモ: 柔軟さを推奨する表現ではあるが、あからさまな不正直さや不誠実を正当化するために使うべきではない。
誤解しやすい点
現代語の「すぐ」は「すぐに(即座に)」という意味で使われるが、ここでは物理的に「真っ直ぐ(直)」であることを指す。
検索できる表記
商人と屛風は直ぐには立たぬあきんどとびょうぶはすぐにはたたぬakindo to byoubu wa sugu ni wa tatanuakindo-to-byoubu-wa-sugu-ni-wa-tatanuakindotobyobu-ha-sugu-ni-ha-tatanuakindotobyoubuwasuguniwatatanuakindotobyobu ha sugu ni ha tatanu
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由来
屏風は真っ直ぐに伸ばして立てようとすると倒れてしまい、曲げてこそ自立することができる。この物理的な性質を商売の世界になぞらえ、商人も正直一辺倒で融通が利かないようでは失敗してしまい、柔軟さ(融通)こそが成功の鍵であることを示している。
Index
テーマ・場面・タグ
01
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02
使う場面
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