ことわざ / 諺
一斑を以って全豹を卜す
物事の一部を見て、その全体を推測・判断すること。
一つの斑点を見て、豹の全体を推測する。
要点
物事の一部を見て、その全体を推測・判断すること。
- 直訳イメージ
- 一つの斑点を見て、豹の全体を推測する。
- 使い方
- 些細な言動から本質を捉えようとする際や、不十分な情報での早合点を戒める際などに用いられる。
意味
物事のほんの一部を見ただけで、その全体の状態や本質を推し量ること。中国の故事で、豹の体にある一つの斑点(一斑)を見ただけで、その全体(全豹)を推測しようとしたことに由来する。わずかな兆候から本質を見抜くという肯定的な意味と、断片的な情報だけで早急に判断を下すことへの戒めという両方の文脈で使われる。
直訳イメージ
一つの斑点を見て、豹の全体を推測する。
使い方
些細な言動から本質を捉えようとする際や、不十分な情報での早合点を戒める際などに用いられる。
ニュアンス
硬い表現で、文章語的。
例文
一斑を以って全豹を卜すというように、些細な言動からその人の本質が見えることがある。
一斑を以って全豹を卜すのは危険で、全体を見てから判断すべきだ。
部分的な情報で一斑を以って全豹を卜すのは、時に大きな誤りを招く。
学習メモ
重要語彙
「を以って」という古風な語法や「卜す」という文章語的な動詞、さらには「全豹」といった高度な熟語が使われているため。
一斑
いっぱん / ippan
一つの斑点;一部
以って
もって / motte
〜を用いて;〜によって
全豹
ぜんぴょう / zenpyo
豹の全身;全体像
卜す
ぼくす / bokusu
推測する;占う;予知する
使い方の特徴
使い方メモ: 非常に硬い表現であるため、日常会話で使うと堅苦しすぎたり、学術的に聞こえたりする可能性がある。
誤解しやすい点
真実を見抜くという肯定的な意味だけでなく、不十分な情報で早合点することへの戒めとしても使われる点に注意が必要。
検索できる表記
関連することわざ
由来
この諺は中国の故事に由来する。物事の一部から全体を判断することを、豹の皮にある一つの斑点(一斑)を見て、その全体の模様(全豹)を推測しようとすることに例えている。
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