ことわざ / 諺
一を聞いて十を知る
読みいちをきいてじゅうをしるローマ字ichi o kiite juu o shiru
わずかなことを聞いただけで、全体を即座に理解すること。
一を聞いて十を知る
要点
わずかなことを聞いただけで、全体を即座に理解すること。
- 直訳イメージ
- 一を聞いて十を知る
- 使い方
- 相手の明晰な頭脳や飲み込みの早さ、指示をすぐに理解する才能などを称賛する場合に用います。
意味
物事の一部を聞いただけで、その全体や詳細までも理解してしまう、非常に理解力の優れた様子を表すことわざです。説明を尽くさずとも察しが良い、聡明で頭の回転が速い人物を形容する際に使われます。
直訳イメージ
一を聞いて十を知る
使い方
相手の明晰な頭脳や飲み込みの早さ、指示をすぐに理解する才能などを称賛する場合に用います。
ニュアンス
相手の鋭い知性を褒め称える、非常に肯定的で礼賛的な表現です。
例文
彼は新入社員ながら一を聞いて十を知る才覚があり、教育係の手をほとんど煩わせない。
師匠のわずかな助言から一を聞いて十を知るように技術を習得し、彼はまたたく間に上達した。
学習メモ
重要語彙
推定レベルN3確度: 高
JLPT公式リストではない推定
語彙自体は基礎的な語彙ですが、「一」と「十」を部分と全体に例える慣用的な表現を理解するには、中級程度の読解力が必要です。
一
いち / ichi
一(いち)
聞く
きく / kiku
聞く(きく)
十
じゅう / juu
十(じゅう)
知る
しる / shiru
知る(しる)
使い方の特徴
中立励まし
誤解しやすい点
文字通り「十まで数える」ことではなく、わずかな情報から全体を完全に理解することを例えた表現です。
検索できる表記
一を聞いて十を知るいちをきいてじゅうをしるichi o kiite juu o shiruichiokiitejuuoshiruichi-o-kiite-juu-o-shiru
関連することわざ
由来
この表現は、儒教の経典である『論語』公冶長(こうやちょう)篇のエピソードに由来します。孔子の弟子である子貢が、同門の顔回の聡明さを称えて「私は一を聞いて二を知る程度ですが、顔回は一を聞いて十を知る人物です」と述べた言葉に基づいています。この対話から、並外れた理解力を持つ人物を形容する言葉として定着しました。
Index
テーマ・場面・タグ
01
テーマ
02
使う場面
03
タグ
出典メモ
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