ことわざ / 諺
引かれ者の小唄
負け惜しみを言ったり、平気なふりをして強がったりすること。
引かれていく者の歌う小唄。
要点
負け惜しみを言ったり、平気なふりをして強がったりすること。
- 直訳イメージ
- 引かれていく者の歌う小唄。
- 使い方
- 負け惜しみを言っている人や、苦しい状況なのに虚勢を張っている人を批判したり、冷ややかに見たりする際に使われます。
意味
失敗したときや窮地に立たされたときに、内心の動揺や悔しさを隠して、わざと平然を装ったり強がったりすることを指します。罪人が刑場に引かれていく際、恐怖心を紛らわせ、見栄を張るために小唄を口ずさんだという様子に由来します。
直訳イメージ
引かれていく者の歌う小唄。
使い方
負け惜しみを言っている人や、苦しい状況なのに虚勢を張っている人を批判したり、冷ややかに見たりする際に使われます。
ニュアンス
相手を突き放すような、批判的あるいは冷笑的なニュアンスを含みます。
例文
平気なふりをしているが、あれは引かれ者の小唄だろう。
試合に負けて「手を抜いていた」と言うのは、引かれ者の小唄にすぎない。
引かれ者の小唄で強がってみせても、内心は悔しくてたまらないはずだ。
学習メモ
重要語彙
「引く」の受身形(引かれ)や「小唄」という特定の語彙が使われています。言葉の表面的な意味だけでなく、背景となる由来を知らなければ理解が難しい慣用的な表現です。
引かれ者
ひかれもの / hikaremono
引かれていく人(罪人など)
小唄
こうた / kouta
短い歌
使い方の特徴
使い方メモ: 他人の言動に対して使うと、非常に突き放した、あるいは見下したような響きになります。
誤解しやすい点
実際に歌を歌うことではなく、窮地で負け惜しみを言ったり、平気を装ったりする「態度」や「言葉」を指して使います。
検索できる表記
関連することわざ
由来
かつて刑場へ引かれていく罪人が、自らの恐怖心を隠し、見物人の前で平静を装うために小唄を口ずさんだという様子に由来します。このことから、窮地に陥った際や負けたときに、負け惜しみを言ったり虚勢を張ったりすることを比喩的に表すようになりました。
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