ことわざ / 諺
得たり賢し
読みえたりかしこしローマ字etari kashikoshi
物事が思い通りに運んだ際や、好機を巧みに捉えた際に用いられる満足の表現。
得たり賢し
要点
物事が思い通りに運んだ際や、好機を巧みに捉えた際に用いられる満足の表現。
- 直訳イメージ
- 得たり賢し
- 使い方
- ライバルを出し抜いたり、難問を解決したりした際の、勝ち誇った反応や内心の成功感を表すのに用いられる。
意味
機転を利かせてチャンスを掴み、事態をうまく切り抜けた際の「しめた」「うまくいった」という気持ちを表す言葉。自分の巧みな対応や賢明な判断に対する満足感や誇りを反映している。
直訳イメージ
得たり賢し
使い方
ライバルを出し抜いたり、難問を解決したりした際の、勝ち誇った反応や内心の成功感を表すのに用いられる。
ニュアンス
自己満足、勝利、あるいは機転の利いたトーンを伝える。
例文
ライバルが油断したすきに一気に追い越した。心の中で得たり賢しとほくそ笑んだ。
難しい交渉をうまく切り抜けた部長は、得たり賢しとばかりに満足げな顔をした。
複雑な算数の問題をひらめきで解けたとき、子どもは得たり賢しとガッツポーズをした。
学習メモ
重要語彙
推定レベルN2確度: 高
JLPT公式リストではない推定
古典的な形容詞の語尾「〜し」や、完了の助動詞「得たり」が含まれており、現代の日本語とは構造が異なる慣用的な表現であるため。
得たり
えたり / etari
手に入れた、掴んだ
賢し
かしこし / kashikoshi
賢い、巧みな
使い方の特徴
文語的励まし
使い方メモ: 自己満足や相手を出し抜いたというニュアンスが含まれるため、慢心しているように聞こえないよう注意が必要。
誤解しやすい点
単なる幸運による成功に対しては用いず、機転や知恵を働かせてチャンスを掴んだ場合に使用する。
検索できる表記
得たり賢しえたりかしこしetari kashikoshietarikashikoshietari-kashikoshi
関連することわざ
由来
「得たり」(チャンスを掴む、手に入れる)と、「賢し」(「賢い」の古語)から成る表現。戦国時代や江戸時代の話し言葉において、好機を逃さず巧みに対応した際の喜びの叫びとして用いられた。
Index
テーマ・場面・タグ
01
テーマ
02
使う場面
03
タグ
出典メモ
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